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S級有害図書
第1章 「篠原朋子の場合」
 朝食を済ませて客室に戻ってくると、彼女の布団が乱れたまま、彼女が消えている。やはり彼女は昨夜、気づいていたのだ。脱ぎ捨てられたままの浴衣と下着が彼女の動揺を表している。荷物に手がつけられていないことから、先に帰ったわけではないようだ。ということは・・・。
 俺は脱衣所で浴衣を脱ぎ、タオル一枚を腰に巻いて、露天風呂へ入っていく。やはりそこには先客がいた。身体を洗って湯船に浸かる。混浴とはこんなにも気持ちがいいものか。
先客は頬を赤く染めて、俺を誘ってくる。

「・・・そ、そんなに見ないで・・・」
「別に隠さなくったっていいだろ。兄妹なんだし」
「な、何言って・・・」
「なんなら、俺のを見せてやろうか」

 彼女は俺の行為に気づいてなお、抵抗を見せなかった。それは同意の意志表示である。俺はいきり勃つように反り返っている男性器を見せつけるように立ち上がる。

「いやっ!」
「どうだい、見せ合いっこしない?」

俺はゆっくり近づき、逃げる彼女を浴槽の隅へ追い詰めていく。反り返った男性器を彼女の目の前に突きつける。

「・・・やめて」

彼女の耳元で囁いてみる。

「昨日は起きてたんだろ?恥ずかしがらなくてもいい」

彼女はハッと俺の顔を見上げ、恥ずかしそうに俯いてしまう。恥じらいを忘れない彼女がとても可愛くみえる。俺は彼女の腕を掴んで無理やり引っ張り上げる。

「やめてっ!」

彼女の火照った身体がほんのりと紅く染まり、濡れた女の裸をあでやかに演出する。透けた小さなタオルが彼女の胸と股間を辛うじて隠している。俺の視線が彼女の裸を舐めるように犯していく。

「・・・やめて。見ないで・・・」

もう我慢できない。俺は彼女を両手で抱きしめ、激しくキスをする。

「いやぁっ!」

タオル一枚挟んで密着する彼女の乳房。俺の先っぽが彼女の股間を刺激する。激しく抵抗する彼女の唇から、耳元、首筋へ舌を這わせていく。

「やめてっ!」

俺の抱擁を強引に解くが、のぼせたのだろう。腰が立たず、浴槽の淵にその可愛いお尻でぺたんとすわり込む。彼女の美しい裸をわずかに隠していた小さなタオルがお湯の中に滑り落ちる。火照った身体を隠そうとする彼女の両手を、一瞬早く俺の両手が抑え込む。
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