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S級有害図書
第9章 「霞萌の場合」
天使のように美しい裸身を晒しながら幼い少女のように泣きじゃくる姿は、感嘆の域を越えて客席を静まり返させる。編笠のように尖がって上を向いた乳房や、清らかに濡れた陰部の悪魔的な魅力が一人の女の裸身に集約されている。男達一人一人がその静寂に癒され、永遠とも思える時間が流れていく。
その静寂を破ったのは、ステージ上の男の容赦ない欲望に他ならなかった。泣き叫ぶ萌の両手を腰紐で背中で縛り、奴隷のようにひざまづかせて、足を開かせる。四つの男の手が少女の裸身を容赦なく凌辱していく。幼い小さな乳房を乱暴に揉みしだき、薄桃色の可愛い乳首を摘まみ上げる。陰部の可愛らしい割れ目を指先で押し広げ、顔を出した小さな突起をくりくりと刺激する。その全てに男達の視線が絡みついて離れないのを感じ、泣きじゃくりながら少女は恥辱に耐える。
「・・・いや・・・やめて・・・あっああっ、
・・・たすけて・・・だれかたすけて・・・いやっいやぁっ・・・あっ、ああんっ」
押し寄せる快楽に飲み込まれ、可愛く悶える少女の内股を溢れる蜜が滴り落ちる。女の疼きが裸体を支配し、限界を越えていく。
「・・・いや・・・だめ・・・ああんっ、もうだめえええぇっ」
男達の視線に犯されながら、疼きに支配された少女の火照った肉体は絶頂に達する。勃起した乳首を天井に向かって突き上げるように大きく上体を反らし、ビクビクと痙攣して潮を吹き上げる。激しい息使いの中、涙でいっぱいの瞳はとろんとして正気を失い、腰が砕けてぐったりと脱力する。
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