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地味子が官能小説を書いたら
第2章 こんな気持ち
(うう~、緊張する)

土曜日だというのに、早起きした私は今、京王線で吉祥寺に向かっている。

文剛が吉祥寺に住んでいるからだ。

先日、図書館で文剛に官能小説を書いていることを知られてしまい、更には、私がエッチシーンの描写で悩んでいることまで知られてしまった。

その時、文剛から自分の部屋で一緒にアダルトビデオを観ないかと提案されたのだ。


ビデオを観る環境を持っていない私にとってはありがたい提案ではあったが、男の人の住む部屋に入るというのは不安がある。


それは、文剛が私を襲うかもしれないという不安ではなく、どう振る舞って良いのか分からないという、未知に対する不安だ。

文剛はきっと、私が迫りでもしない限り、私に指一本触れないだろう。私に人を見る目があるとは自信をもって言えないが、文剛は女性に乱暴なことはしない、それは間違いないと思った。


荷物は、いつも持ち歩いている身の回りのものとスマホ、そしてお土産に作ったクッキーだけだ。クッキーは100均で買った包装用のラップに、それらしく包んだ。

クッキーは出かける前にフライパンで作った。お金がない私は、おやつも自分で作るようにしている。簡単な材料とフライパンでできるので、私の得意料理のひとつだ。

きっと、文剛もロクなものは食べていないだろう。しかし……

(早川君の口に合わなかったら、どうしよう、それに、エッチな動画を観て、どういうリアクションを取れば気まずくならないかな……)


次の明大前で京王井の頭線に乗り換えると、直ぐに吉祥寺に着く。


私のドキドキは、さらに増幅する。



電車が駅に止まる前に席を立ち、出入り口の前に立ち、ドアの窓ガラスに映る自分を改めて確認した。

ショートのボブは、家を出る前にドライヤーをあててふわりと仕上げてきた。相変わらずメガネは野暮ったいし、美人じゃないところは、今更どう取り繕う事も出来ない。

ユニクロで買ったブラウスにミディアムのスカート、華やかではないけど、清潔感はあると思う。少し身体を捻り、斜めから自分を見直す。ブラウスの胸の部分が飛び出し、そこから下は生地がフワフワと浮いている。

私が女性として唯一誇れるものがあるとしたら、このFカップの大きな胸だけだ。

(デートでもないのに、わたしったら、何をうかれてるんだろう?)




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