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夏の終わりに
第12章 告白 ①
口の中をまさぐる浩人の舌が、千里の舌の裏をなぞり、絡め、弄ぶ。
背中を抱きしめる手が妖しく蠢き、シャツを捲り侵入してきた。ブラジャーのホックが外されて、胸を縛りつける感覚が消える。
「……んぅっ」
鎮守の森から溢れる冷気が汗ばんだ体を撫で、熱に浮かされた千里に理性を取り戻させる。
待って……
そう言いかけて、けれど千里は浩人にしがみつき直す。
屋外の、側に大勢の人がいる場所でしている今の行為に抵抗がある。これ以上のことはしたくなかった。けれど、その思いが浩人を傷つけてしまう気がして、躊躇い、頭の中がぐらぐらと揺れる。
どうしよう、どうしよう……
ぴったりと寄り添っていた二人の間に僅かな隙間が出来て、滑り込んできた浩人の熱い手が胸を包み込んだ。
背中を抱きしめる手が妖しく蠢き、シャツを捲り侵入してきた。ブラジャーのホックが外されて、胸を縛りつける感覚が消える。
「……んぅっ」
鎮守の森から溢れる冷気が汗ばんだ体を撫で、熱に浮かされた千里に理性を取り戻させる。
待って……
そう言いかけて、けれど千里は浩人にしがみつき直す。
屋外の、側に大勢の人がいる場所でしている今の行為に抵抗がある。これ以上のことはしたくなかった。けれど、その思いが浩人を傷つけてしまう気がして、躊躇い、頭の中がぐらぐらと揺れる。
どうしよう、どうしよう……
ぴったりと寄り添っていた二人の間に僅かな隙間が出来て、滑り込んできた浩人の熱い手が胸を包み込んだ。