この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夏の終わりに
第15章 欲求
それでもまだ離れがたくて、千里の髪を何度も撫でる。
千里はぼんやりと浩人を見つめ、半開きの口からは誘うような甘い吐息を漏らしていた。浩人は苦笑して、千里の唇をなぞり、もう一度キスをする。
もう終わるつもりだったのに、千里が拒絶しないから、千里が応えてくれるから、気持ちを止めることが出来ない。
痺れるような甘い感覚に支配されて、再び罪の意識が遠ざかっていこうとしていた。
「最後までして欲しいの?」
スカートを捲り上げ、ショーツの上から割れ目を撫でると、浩人はなまめかしく微笑んだ。
「これが気に入った?」
そう言って千里の手を掴み、自分の昂りを触らせる。
トロリと潤んでいた瞳が徐々に覚醒し、千里は顔を赤く染めて弾かれたように手を離した。
「あ、えっと、……準備、だよね。たこ焼き器、持ってくる」
腕の中から千里が逃げていく。
浩人は秘かに奥歯を噛み締めた。
千里はぼんやりと浩人を見つめ、半開きの口からは誘うような甘い吐息を漏らしていた。浩人は苦笑して、千里の唇をなぞり、もう一度キスをする。
もう終わるつもりだったのに、千里が拒絶しないから、千里が応えてくれるから、気持ちを止めることが出来ない。
痺れるような甘い感覚に支配されて、再び罪の意識が遠ざかっていこうとしていた。
「最後までして欲しいの?」
スカートを捲り上げ、ショーツの上から割れ目を撫でると、浩人はなまめかしく微笑んだ。
「これが気に入った?」
そう言って千里の手を掴み、自分の昂りを触らせる。
トロリと潤んでいた瞳が徐々に覚醒し、千里は顔を赤く染めて弾かれたように手を離した。
「あ、えっと、……準備、だよね。たこ焼き器、持ってくる」
腕の中から千里が逃げていく。
浩人は秘かに奥歯を噛み締めた。