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夏の終わりに
第16章 危機
「うわぁっ、すっげえ鳥肌。傷つくなあ」
面白がるように言った男に、テッペーがビクリと反応した。
「どうせ、あの男とやりまくってんだろ?俺にもやらせろよ。あいつより気持ち良くさせてやるからさ」
そう言うとテッペーは更に屈んできた。
微かに届く明かりの中で、テッペーの目が血走っているのが分かる。
背後の男が首に顔を埋めてきた。耳のすぐ下で荒々しい息遣いを感じる。
太股を舐めるように撫でる手が、ゆっくりを上がっていく。
「いや…ぁっっ」
「いいじゃん、減るもんじゃないし、やらせてあげなよ」
「そうそう。邪魔が入って出来なかったの憶えてる?あれからずっと、テッペーは千里ちゃんとやりたくて悶々としてたんだ。…可哀想だろ?」
「悶々としてたのは、テッペーだけじゃないけどな」
思い思いに笑う仲間に、テッペーもにったりと笑った。その生温かい息が、夜風に晒された胸にぶつかった。
面白がるように言った男に、テッペーがビクリと反応した。
「どうせ、あの男とやりまくってんだろ?俺にもやらせろよ。あいつより気持ち良くさせてやるからさ」
そう言うとテッペーは更に屈んできた。
微かに届く明かりの中で、テッペーの目が血走っているのが分かる。
背後の男が首に顔を埋めてきた。耳のすぐ下で荒々しい息遣いを感じる。
太股を舐めるように撫でる手が、ゆっくりを上がっていく。
「いや…ぁっっ」
「いいじゃん、減るもんじゃないし、やらせてあげなよ」
「そうそう。邪魔が入って出来なかったの憶えてる?あれからずっと、テッペーは千里ちゃんとやりたくて悶々としてたんだ。…可哀想だろ?」
「悶々としてたのは、テッペーだけじゃないけどな」
思い思いに笑う仲間に、テッペーもにったりと笑った。その生温かい息が、夜風に晒された胸にぶつかった。