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夏の終わりに
第7章 愛撫
布越しに千里の秘部を撫でさすり、何度も花芯のあたりを上下に擦る。
その指が唐突にクロッチの横を引っかけると、片方へ寄せた。微かに冷やされたその場所をねっとりと舐めるように撫でた指が、茂みを押し退けて入ってくる。
ぬるりと濡れた千里の秘部は、容易く浩人の指を受け入れた。

「……んっ…ぁ」

割れ目の中を弄られて、千里の腰は自然と揺れていた。

四年前の荒々しさはどこにもない。もどかしくなるくらい優しく、ゆったりと動いている。
それでも、指先が花芯にあたると体に震えが走った。

「……あぁっ」

蜜壷に指が入ると、千里は堪らず荒い息を吐き出した。

乳首を強く摘ままれて、口を塞がれる。

粘液をかき混ぜながら入ってくる指が二本に増えて、膣が擦り上げられる。

「っん、はぁ……っ」

快楽に導かれて、千里はもう声を抑えられなくなっていた。
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