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第8章 白紙 ①

―――あぁっ……や、あ……

捉えた花芯に繰り返し刺激を与えると、千里は体をよじらせて小さく悲鳴をあげた。涙に潤んだ瞳が、すがりつくように浩人を見つめていた。


堪らなかった。


千里の瞳に恐怖と戸惑いが滲み出ていることに気づいていたが、それが男の征服欲を刺激して、もう止まらなかった。

ショーツを押し退けて直に触れたソコは、ほとんど濡れてはいなかった。しかし膣の入り口を捏ねるように愛撫すると、すぐにくちゃくちゃと淫靡な音が鳴り始める。ぬるりとした粘液が浩人の指に絡んでいった。

千里の体が、自分の指を受け入れている。
それは、目眩がするほどの快楽だった。

それ以上の快楽を欲してジッパーをおろし、先を濡らすほどに猛り狂うものを取り出す。先端を添えて、浩人は二人のぬめりを溶け合わせるようにそこを掻き混ぜた。