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貴女に溺れて彷徨う
第5章 見返りという甘い汁
「ハァッ……ぁんっ!二人ともいやらしぃっ、ですぅ……!」
「ひなたマジ可愛いよ。いやらしくなるのも仕方ないよ」
「そうそう。あ、ひなたちゃん、可愛いお口にマシュマロちょっと沈めるね」
「ひぁっ……んっ……」
がくがくっ…………
ひなたの潤みに睦がマシュマロを抉じ入れた。まるで肉薔薇に覗いた白い雌しべだ。
そこに睦の舌が伸びて、じゅるじゅると音を立てながら、とろみも雌しべも啜り上げていく。
あたしはひなたの乳房に載った苺を咥えて、チョコレートを絡めて飲み下す。腕にも腹にもチョコレートを塗りたくり、その度に撓る後輩に、キスを散らす。
「はい、睦。あーんして」
もう一方の乳房からも苺を咥え上げて、今度は睦に口移しする。
睦はそれを咀嚼して、おそらく半分飲み込むと、あとの半分をひなたに移した。
「んんっ……ぁむっ……」
くちゅくちゅ……ちゅる…………
二人が深いキスのようなしゃぶり合いのようなことをしている間に、あたしはひなたの陰毛に絡んだチョコレートを貪る。脚の付け根や割れ目を啄み、膝にキスして、チョコレートでへそにマシュマロを接着して、舌で撫で回して掬い取る。
甘い香りに噎せるような匂いが混じって、くらくらする。その濃度が増すのにつれて、あたし達はより昂る。