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貴女に溺れて彷徨う
第5章 見返りという甘い汁
くびれた腰が現れて、ぼろん……と、たわわな胸がベビードールの桎梏を外れる。小さな肩が露出して、妖精の狭衣みたいなランジェリーを除いたひなたに残るのは、ショーツだけだ。
「安定のエッチな身体。ひなたがホワイトチョコじゃなかったのが惜しいな」
「生身の女の子だから、チョコまみれにし甲斐もあるんだよ」
ウィンザーチェアにふかふかのクッションを置いて、睦とあたしはひなたをそこに座らせた。彼女の腕を左右に広げて、手首を背凭れのスティックに羈束する。睦が彼女のショーツを下ろして、更に肘かけに左右それぞれの太ももを縛りつけると、深く沈んだ尻の手前に位置する性器は、大胆に露出した。
あたし達はひなたの胸や内股を撫で回し、彼女にキスして、乳首を吸ったり舌を絡めたりして、指先に至るまでしゃぶり尽くす。
ひなたは既に唾液まみれだ。ただしこれは序盤に過ぎず、ヒーターの近くで溶かしている苺チョコレートは、まだ器にたっぷりある。
「ひなたはピンクの、それもとびきり可愛い下着が好きだよね。もっといやらしいおっぱいにして、ここに苺も飾ってみよっか」
「あれ?……私、まだここ何もした覚えないんだけど。チョコじゃないものが溢れてる。お漏らししちゃった?」
「ほらほら、腰くねくねさせないの。せっかく載っかったのに、落ちちゃうよ」
あたしはひなたの胸周りに縄を這わせて、突き出した乳房にチョコレートを塗りたくって苺を置いた。睦は刷毛で恥丘を塗装し、クリトリスをくすぐっている。