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貴女に溺れて彷徨う
第7章 あとがき
『貴女に溺れて彷徨う』、完結しました!
約4ヶ月間、本作品にお付き合い下さいました読者の皆様、有り難うございました(> <)
たくさんの閲覧や拍手、しおりなど、この度も大変励みになりました。
連載期間中、新たにファン登録して戴けた日もあって、途中更新ペースが緩んだのにも関わらず、有り難いことでした……!
いつも覗いて下さっている方、新規様、通りがかりの読者様、深くお礼申し上げます。
最近、日記機能を利用することがなくなってしまい、ことこまかにお礼を書くことが出来ず、もどかしい気持ちです。いつか復活したいです。
それまでは、こういう場から、お礼を伝えていけたらと思います。
さて。
本作に登場していたコスメブランド、実はモデルがあります。
さすがに実名出すとまずいなと……伏せていました。
コスメやお洋服などキラキラしたものをたくさん出しながらも、どろっとした人間の中身がむき出しになるような話。書いてみたかったのです。
ここ数年、ここでも姉妹サイト様でも、とにかく殺伐とした作品を連続して出させて戴いてきたのもあって……。
『貴女に溺れて彷徨う』では、どこにでもいる感じの等身大の主人公を描こう!と思い至りました。
書き手は、不変の愛はもちろん肯定してきます。一方で、気持ちは移ろうものとも考えています。
ただロマンチックな恋愛物語ではなくて、揺れたり傷ついたり、逃げたり変わったり……人って正直に生きたらそれが当たり前だと思いますし、そんな、「ヒロインを真摯に守る相手役」ではなくて、あくまで主人公は「よくいる女性」にしたいなと。
そうして本当に裏切ってしまったラスト、あのような結末になりました。書いていて楽しかったです。(笑)
個人的には、稲本あゆみ。
昔は彼女みたいな窮屈さを持て余していたよー、といった方、結構いらっしゃるんじゃないかと思います。
大人には大人の不自由があって、思春期には思春期の不自由があって。人間様って、面倒臭い。()
次回作は、また近い内に……
こちらか姉妹サイト様で、始められたらと思います。中編の案もいくつかあり、一度また短編をサクッと書きたい気持ちもあり。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
最後に。
いつも本当に、有り難うございます!!
2021.10.06 月都 緋奈