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アネキと俺の性事情
第3章 最愛の女性
アネキをベッドに寝かせた俺は大きなため息を吐いた。

(人の気も知らないで・・いい気なもんだぜ・・)

可愛い顔をしてスヤスヤと寝息を立てているアネキが憎らしくなった。

閃いた俺は、アネキの服を脱がせる事にした。

ジャケット、スカート、そしてブラウス・・ 

バンストも・・ブラも・・勿論、パンティも・・だ。

アネキを素っ裸にしてやった。

さっきアネキを送って来てくれた同僚にも見せてやりたかった。

恐らく、あの同僚もアネキを狙っているに違いなかった。

俺にはわかる。

酔っ払ったアネキをちゃんと自宅まで送り届けるところを本当は母親にでも見てほしかった筈だ。
 
それが予想外に弟の俺が応対したものだから、ちょっと計算違いがあった筈だった。
 
(だけど・・もう遅いぜ・・!アネキはもう俺の女なんだから・・)

俺は優越感に浸っていた。


素っ裸に剥いたアネキはこの上なく綺麗だった。

華奢で細身のくせに胸と尻だけは女っぽく実っている。

ケチのつけようがなかった。

これぞナイスバディというやつだ。

身長がもう10cm高かったらモデルになれたであろう体型だった。

おまけにこの美貌だ。

神はアネキには平気で二物を与えたのだ。

俺は自分でも服を脱いで裸になった。

そしてそのまま布団を被り、寝る事にした。

酔っ払って意識のないアネキを抱いてもつまらないと思った。

全ては明日の朝、アネキが目を覚ましてからが勝負だった。


翌朝。

アネキは俺の腕の中で目を覚ました。

眼の前にいる俺に気付くと、みるみる顔を真っ赤にして飛び起きたのだった。

「な、な、何であんたが・・?」

しかも、自分が一糸まとわぬ全裸に剥かれている事にも気付き、更に慌てた様子だった。。

「何だよ・・また昨夜の事は覚えてないのかよ・・」

俺は呆れたように言ってやった。

「お、覚えてないわよ!昨夜は酔っ払って・・」

「家まで送り狼が送ってきてくれたんだぜ!」

「え・・?」

「何だよ、それも覚えてないのかよ・・?」

つくづく幸せな奴だと呆れてしまう。

「また何かしたの・・?」

「ああ、勿論、したよ・・!一人で鼾かいて気持ち良さそうに寝てるからさぁ。腹が立って・・散々、悪戯してやったよ!」

アネキの表情が青ざめていった。


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