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アネキと俺の性事情
第3章 最愛の女性
互いにイッた後も俺はアネキに覆い被さったままでいた。
 
勿論、まだ一つに繋がったままだ。

余韻が冷めて来たらしいアネキが、重たそうに俺を押し退けようとする。

だから俺はそんなアネキを抱き締めて体を反転させた。  

今度はアネキが上になるから、苦しくはない筈だった。  

「・・?」

ところが、初めて自分が上になる姿勢を取らされたアネキが戸惑っているのが見ものだった。

「今度はアネキが動いてくれよ!」

俺はまだ繋がったままのアネキを下から突き上げながら、そう催促した。

「どうするのよ・・?」

アネキが怒ったような口調で聞いてきた。

確かにアネキはどうすればいいのかわからない筈だった。

だから、俺は1から教えてやった。

手取り足取りしながら・・

すると意外にもアネキは教えられた通りに素直に動き始めたのだ。

正直、これには驚いた。

恥ずかしげに顔を背けながら、ぎこちなく腰を振るアネキは、普段のアネキと同一人物とはとても思えなかった。

(これでアネキは完全に俺の女だ・・!)

アネキの尻を抱えながら優越感に浸る俺だった。



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