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アネキと俺の性事情
第4章 ライバル
アネキが彼氏を家に連れて来たのは、それから2ヶ月程経ってからだった。
勿論、彼氏が出来てからは、アネキは俺を拒んできた。
俺もそれでいいと思った。
仕方がなかった。
アネキが連れて来た男は、一度アネキを送ってきてくれたあの男ではなかった。
相手は同じ金融機関の別な部署に勤める4歳歳上の加藤という男性だった。
何かの会議で一緒になり、アネキに一目惚れした加藤という男性がアネキから連絡先を聞き出して、以来、何度かデートを重ねていたらしかった。
特別、イケメンでもなかったが、いかにも真面目そうで上司や同僚からも信頼される好青年だった。
アネキは付き合い始めた時に『結婚を前提としたお付き合い』を申し込まれ、二つ返事で承諾したようだった。
アネキが彼氏を両親に紹介した際、俺の事もついでに弟だと紹介してくれた。
俺は素直に“弟です”と挨拶し、彼氏から『宜しくお願いします』と挨拶を返されたのだった。
勿論、彼氏が出来てからは、アネキは俺を拒んできた。
俺もそれでいいと思った。
仕方がなかった。
アネキが連れて来た男は、一度アネキを送ってきてくれたあの男ではなかった。
相手は同じ金融機関の別な部署に勤める4歳歳上の加藤という男性だった。
何かの会議で一緒になり、アネキに一目惚れした加藤という男性がアネキから連絡先を聞き出して、以来、何度かデートを重ねていたらしかった。
特別、イケメンでもなかったが、いかにも真面目そうで上司や同僚からも信頼される好青年だった。
アネキは付き合い始めた時に『結婚を前提としたお付き合い』を申し込まれ、二つ返事で承諾したようだった。
アネキが彼氏を両親に紹介した際、俺の事もついでに弟だと紹介してくれた。
俺は素直に“弟です”と挨拶し、彼氏から『宜しくお願いします』と挨拶を返されたのだった。