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アネキと俺の性事情
第5章 再び
アネキが洗い物をしている間、俺はテレビを観ながらビールを飲んでいた。

時計を見るとまだ10時を過ぎたところだった。

今日は泊りがけで来るように言われていたから、気は楽だった。

「ワインでも飲む・・?」

洗い物をしながら、アネキが聞いてきた。

「おっ、いいね!いただくよ!」

俺がそう返事をすると、アネキが冷蔵庫から高そうなワインを取り出して持って来てくれた。

「コルク抜いて!私、下手なのよ」

アネキがコルク抜きを一緒によこしながら言った。

「OK!お安い御用だよ!」

俺は上手にコルクを抜いてやった。

「おー、さすが!じゃ、乾杯!」

アネキも少しは酔っているようだったが、まだ余裕はありそうだった。

ワイングラスを重ねて乾杯した俺はワインを一気に飲み干した。

「上手いね・・!これ高いんじゃない?」

「そんなでもないけど・・時々、飲みたくなるのよね」

アネキが俺の隣に座って嬉しそうにワインを飲んでいる。

俺はそんなアネキからワイングラスを取り上げてテーブルに置くと、ゆっくりアネキを抱き寄せたのだった。

「こらこら・・!旦那さんが目の前にいるのに人妻を口説くつもり・・?」

アネキは抵抗はしなかったが、笑いながら俺を牽制するのだった。

「寝ちゃってる旦那は居ないのと同じ・・」

俺は笑いながら言い返した。

「ダメよ・・!いくら寝ていても、現にここに居るんだから・・!」

アネキは顔を振って拒むのだった。

でも、酔いも手伝って、俺の欲望は押さえ切れなかった。

俺はアネキの顔を押さえ付けて無理矢理キスをした。

「うっ・・ラメ・・」

アネキは拒もうとしたが、俺は離さなかった。

キスをしながら、アネキの胸を揉んだ。

忽ち、アネキの顔が曇り、俺の手を掴む。

でも、こういうやり取りは俺の方が数段上だった。

ブラウスのボタンを素早く外し、手を差し入れてブラごと乳房を揉んでやる。

「ダ・・ダメ・・」

アネキの言葉など完全に無視し、そのまま畳の上に押し倒した。

片手をスカートの中に差し入れて内腿を撫で擦ると、アネキの抵抗が弱まった。

パンティが湿っていた。

「アネキ、こうされるのを待っていたのかい・・?」

俺は言葉で責めた。

「あんた・・本気なの・・?」

アネキに睨まれた俺はコクリと頷いたのだった。


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