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アネキと俺の性事情
第6章 調教、そして・・
しばらくしてアネキは観念したかのようにソファから腰を上げた。

そして、俺に背を向けると着ている物を脱ぎ始めたのだった。

(勿体付けんなよ!どうせ俺に抱かれたいくせに・・!)

俺は内心で勝鬨を上げたのだった。

アネキは最後の1枚も躊躇う事なく脱いで、俺と同じ全裸になった。

そして胸と茂みを両手で隠しながらこちらを向いたのだった。

俺は邪魔な両手を退かしてやる。

そこに美の女神が現れた。

アネキは俺に何度も全裸姿を見られているくせに相変わらず恥ずかしがっている。

そこがまた可愛くもあったのだが・・

「この部屋を選んだのはアネキだよね?」

「べ、別に選んだって訳じゃないけど・・あんたがグズグズしてたから・・」

アネキは口を尖らせた。

「いや、別に責めてる訳じゃないよ!それより、あっちを見て・・!」

俺は笑いながら部屋の奥を指差した。

ベッドの向こう側にX型の貼り付け台や三角木馬、天井から吊るされた棒から2組のチェーンらしきものが伸びていたりと拷問具が所狭しとばかりに置かれていたのだ。

アネキが選んだこの部屋は奇しくも、SMの部屋だったのだ。

ちょうど良かった。

俺もこの部屋を選ぼうと思っていたから・・

部屋の奥に並んだ不気味な拷問具を恐怖に満ちた表情で眺めていたアネキが、『まさか、あんな物使わないわよね?』と言いたげに俺を見た。

「せっかくアネキがこの部屋を選んでくれたから、今日は面白い事しちゃおうぜ!」

そう言って笑いながら、俺はアネキの手を引いて部屋の奥に移動したのだった。

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