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第12章 ようやく、初めての夜〜真由子

圭人さんは優しくキスをしながら私の両脚を大きく広げると、
入り口を指で広げるようにした。
そして、先端を持って何度かそっとその辺りに当てて擦り付ける。

ヌルヌルした感覚の硬くて熱いモノが触れると、
身体がピクンとしてしまって、
声が出てしまう。


圭人さんは、
「力を抜いて…
深呼吸してみようか？
真由子ちゃん、愛してるよ」と言いながら、
唇にキスをして舌を絡めると、
グイっと先端を沈めた。


物凄い圧迫感がするけど、
私は気絶しないように圭人さんの舌を受け止めながら絡めてみる。


圭人さんは少しずつ奥へと沈めていく。
カタチが判るような気がするほど、
私のナカを貫いて満たしていく。

充分に潤っていたせいか、
痛みはさほど感じない。


私はキスをしながら、
不思議な感覚を覚えた。



「奥まで入ったよ。
触ってみて？」と、
圭人さんが私の手を繋がっている処に持っていく。


「痛くない？」

「大丈夫。
圭人さんのが…熱くて硬くて…
気持ち良いの」

「動かしても良い？」

頷くと圭人さんは最初はゆっくりナカを探るように腰を動かす。

「ああぁ…んっ…」


私の表情を見ながら、
気持ち良い処を探るようにしてはそこを刺激する。


手で花芽も触られると、
ナカがキュンと収縮して、
頭の中が真っ白になる。


「そこ…触るとダメ…。
んあっ…ん…。
おかしくなりそう」


胸の先端も舐められると、
気が遠くなるほど気持ち良くて身体が反り返ってしまう。



「ナカがうねってて…
持ってかれそうだよ。
我慢出来ない」と言うと、
キスをしながら腰を激しく打ち付ける。


「あぁ…あっ…あっ…
圭人さん、ダメっ…んっ…んあ…っ」


「出るよっ」



圭人さんは慌てて引き抜くとお腹の上に白濁したものを出した。
勢いよく、胸の辺りまで飛んでしまう。


恥ずかしそうに、
「うわ。凄い量だったな」と言うと、
ティッシュペーパーでそっと拭いてくれる。



改めてキスをすると、
「痛くない？
シャワーで流す？」と気遣ってくれる。


「お部屋の中に小さいシャワーブース、
ありますよ。
使ってないから、タオルとソープ、
置いてないですけど…」と言うと、

「えっ？
気がつかなかった。
タオルとか、取ってくるね？」と起き上がってスタスタと部屋から出て行ってしまった。