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渇いた心に水を注ぐ
第17章 砂漠の中のオアシス〜真由子
「3人続けて男の子だったから、
次は女の子かしら?」
「どっちでも可愛いから良いじゃない?」
「いやいや、もうダメだよ。
3人までかな?
それ以上だと、子宮破裂とかのリスク高まるからね。
真由子さんの身体に負担が掛かりすぎるから」
「真由子ちゃん、子宮破裂!?
そんな…」と、圭人さんは泣いてしまう。
「まあ!
そうなの?
でも、2人仲良しだから…。
出来ないように圭人がしておかないとダメじゃないの?」
病室で家族が集まってワイワイしている。
なるべく2年は開けて…と言われて3歳開く感じで3人目を無事に出産したけど、
また王子様だった。
でも、物凄くみんな、嬉しそうにしている。
「大きくなったら、
1人ぐらい、医者になってくれないかな?」
「まあ!
好きなことをさせてあげないと!」
「僕、お兄ちゃんになったの?」
と、次男がなんとか赤ちゃんに触ろうと手を伸ばすと、
「ダメだよ?
ちゃんと手を洗って消毒しないと!」と、
長男が真面目な顔で言うので、
また、みんな、大笑いしてしまう。
「さあさあ。
そろそろ外野は帰りましょう。
真由子さんが休まらないわ?
圭人は、しっかりして?
今夜も病室に泊まるんでしょ?」と言いながら、
ゾロゾロと皆さん、帰って行ってしまうと、
急にシーンとしてしまう。
赤ちゃんは新生児室に戻されている。
圭人さんは、甲斐甲斐しく私のことを気遣ってくれて、
夜もベッドを近くに寄せて手を繋ぎながら眠った。
次は女の子かしら?」
「どっちでも可愛いから良いじゃない?」
「いやいや、もうダメだよ。
3人までかな?
それ以上だと、子宮破裂とかのリスク高まるからね。
真由子さんの身体に負担が掛かりすぎるから」
「真由子ちゃん、子宮破裂!?
そんな…」と、圭人さんは泣いてしまう。
「まあ!
そうなの?
でも、2人仲良しだから…。
出来ないように圭人がしておかないとダメじゃないの?」
病室で家族が集まってワイワイしている。
なるべく2年は開けて…と言われて3歳開く感じで3人目を無事に出産したけど、
また王子様だった。
でも、物凄くみんな、嬉しそうにしている。
「大きくなったら、
1人ぐらい、医者になってくれないかな?」
「まあ!
好きなことをさせてあげないと!」
「僕、お兄ちゃんになったの?」
と、次男がなんとか赤ちゃんに触ろうと手を伸ばすと、
「ダメだよ?
ちゃんと手を洗って消毒しないと!」と、
長男が真面目な顔で言うので、
また、みんな、大笑いしてしまう。
「さあさあ。
そろそろ外野は帰りましょう。
真由子さんが休まらないわ?
圭人は、しっかりして?
今夜も病室に泊まるんでしょ?」と言いながら、
ゾロゾロと皆さん、帰って行ってしまうと、
急にシーンとしてしまう。
赤ちゃんは新生児室に戻されている。
圭人さんは、甲斐甲斐しく私のことを気遣ってくれて、
夜もベッドを近くに寄せて手を繋ぎながら眠った。