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渇いた心に水を注ぐ
第5章 修羅場は突然に〜圭人
外が明るくなってきた光で、
自然に目が覚めると、
真由子ちゃんがお姫様みたいにスヤスヤと眠っていた。


キスしたら、目が覚めるのかな?
いやいや、寝てる処にキスするのは反則だよな?


そんなことを考えながら、
真由子ちゃんの顔を見てると、
ムクムクとムスコが元気になってしまう。

これは生理現象だから、
仕方ないよな?
静まれ!俺!!

と思いながら、
真由子ちゃんの髪を撫でていると、
真由子ちゃんも目を覚ましてしまった。


「おはよう。
眠れた?」

「おはようございます。
良く眠れました。
圭人さん、腕、疲れてないですか?
重たかったでしょう?」と頭を動かして身体も動かそうとする。


いやいや。
まずいまずい。
今、動かれると、
非常にまずい。


そう思って、
「全然大丈夫だよ?」と言いながら、
取り敢えず額におはようのキスをしてみる。


おっとりした優しい笑顔を見せてくれるので、
なんだか、心を鷲掴みにされてしまう。

今、その笑顔は、
反則だから!


「えっ?」


やばい。
心の声が漏れていたんだろうか?


「反則って?」


「いや、笑顔が可愛くて、
参ったなってこと!」と言うと、

「そんな…。
私なんて…」と俯いてしまう。


「本当に。
真由子ちゃんは、物凄く可愛い。
プロの俺が言うんだから、
間違いないよ。
すっぴんでその素肌はヤバイ」


「ヤバイ?」


「うん。
あり得ないほど、美しいってこと。
それに、顔立ちも綺麗なのに、
あどけなくて可愛い」


「圭人さん、褒めすぎです。
私、本当に目立たない地味なコだったから。
女子校の時も、大学でも…」


「外見より、中身も可愛い。
控えめで、なんていうか…。
ヤマトナデシコだな」


「なんだか、大昔のヒトみたいね?」


「誰かに盗られそうで、
心配でならないけど…。
普段は女子しか周り、居ないんだよね?」

クスクス笑いながら、
「はい。
守衛のおじさんは、私が子供の頃から同じ方で、
もう1人いらっしゃる方にとても厳しくされてるから、
その方とは話したこともないですし、
理系科目で2、3人、男の先生いらっしゃるけど、
お話したことないです。
教科が違うし、席も離れてるし、
私、非常勤講師ですし。
行き帰りものんびり1人で歩いてるから、
電車やバスにも乗らないし」と言った。
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