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渇いた心に水を注ぐ
第6章 ちょっとした誤解〜真由子
眠たそうな圭人さんにお弁当の袋を渡して、
「気をつけて帰ってくださいね?」と言おうとすると、

「真由子ちゃん、キスしたい」と言って、
私をすっぽり抱き締めてキスをする。

私はお弁当が傾かないようにそっとソファの端に置いて、
圭人さんの首に腕を回してキスを返す。

2人とも途中からキスに夢中になってしまって、
私は甘えたような声を上げてしまうと、
自分で恥ずかしくなってしまって、
圭人さんを止める。


「真由子さんのキス、
なんか脳みそが溶けそう」と言うと、
額にキスをして、
「帰るね。
もうダメ。
こんなキスしてたら、
押し倒して、全てが欲しくなるよ」と言った。



翌日の昼休みに、
高木先生に「あの…プリザーブドフラワーのやり方、
判りましたか?」と言うと、

「うわ。
ごめん!
訊くの忘れてた!
そうだよね?
貰ったお花、元気なうちに加工したいんだよね?
ちょっと電話してみる」と言って、
多分準備室に行ってしまった。


戻って来た先生に、
「せっかちで申し訳ありません」と言うと、
「いつも大人しい真由子先生にしては、
珍しいですよね?」と笑われてしまう。


「えっと、材料売ってるとこ、訊いたけど、
今日は部活あるんで、
明日、一緒に買いに行って、
学校戻ってから加工しましょうか?」と言ってくださった。

お礼を言って、
明日は何輪か薔薇を学校に持って行くのを忘れないようにしないと!と思った。



学校の帰り、圭人さんのお店に立ち寄って、
シャンプーとマッサージをして貰う。

なんか、嬉しくてウキウキしてしまいそうになるけど、
内緒の計画だからと、
なるべく平静を保つようにした。


家に送って貰って、
この日はお風呂にお湯を張ってみて、
私にタオルを巻かせて、自分はTシャツとパンツ姿で支えてくれながら、
湯船に浸からせてくれる。

そして、背中だけでもと言って、
スポンジで身体を洗ってくれてそっとシャワーで洗い流してくれた。



「ここのボディソープとスポンジ、
真由子ちゃんのイメージで選んだよ?
えっと、前は自分で洗ってみて?
俺、後ろ向いてるから。
それから流して、
もう一度タオル巻いてバスタブに浸かってね?」と言って、
本当に後ろを向いてしまった。


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