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渇いた心に水を注ぐ
第6章 ちょっとした誤解〜真由子
少し甘くて爽やかな香りのボディソープで身体を洗ってそっとシャワーで洗い流してから、
もう一度タオルを巻いてみるけど、
濡れていて少し重たくなったタオルは巻きにくくて上手く出来なかった。

「あの…タオル巻きました」と言うと、
「じゃあ、バスタブに入ってみようか?」と、
また、身体を支えてくれながら、
私はゆっくりバスタブに浸かった。


「あの…圭人さんは入らないの?」と訊くと、
「真由子ちゃんが出て、安全な陸地に行ったら入らせて貰おうかな?
ジャグジーとかも、使えるようになると背中の凝りが和らぐと思うけど、
勢いで身体が動くとまだ怖いだろうし…」と言う。


「圭人さん、ありがと」と、
頬にキスをすると、

「うわ。
ダメだよ。
そんな格好でキスとかすると、
襲われるよ?」と笑う。


バスタブから出ると、
「ほら。
タオルが張り付いて、
結構危険な格好してるんだよ?」と笑って、

「着替えてリビングで水飲んでて?
俺、風呂、使わせて貰うね?」と言うので、
私は急いで着替えてから、
「ここにタオル、置きましたね?
お洗濯あったら、
洗濯機に入れちゃってください」と言って、
洗面所から出て、
夕食の支度を始めた。


あらかた料理が終わっても圭人さんは出てこないので、
ちょっと心配になってしまって、
洗面所に入ってから声を掛けてみたけど、
返事がない。


えっ?


と思って、
「圭人さん?
開けますよ?」と言ってそっとドアを開けると、
圭人さんはバスタブに浸かってゆったり寄り掛かりながら眠ってた。

顔は笑ってるんだけど…
これ、絶対に危険!
溺死しちゃうよ?

と思って、
「圭人さん、起きてください。
お風呂で寝るの、危険ですよ?」と言って、
肩を揺すってみると、
なんかムニャムニャ言いながらゆっくり目を開けた。


「圭人さん、起きた?
お風呂で寝るの、危ないですよ?」と言うと、

「なんか、朝、真由子ちゃんに起こされる夢、見てた」と言って、
腕を回してキスをする。


「圭人さん、寝惚けてるの?
あのね、濡れちゃいます」


「えっ?
あ…あー!!
ごめん。
夢かと思って…」と、焦った顔で立ち上がろうとして、
股間が見えてしまう。


「うわ。
ごめん。
恥ずかしいな。
コイツ!
真由子ちゃん、外、出てて。
もう起きたから」と言うので、
私は外に出た。
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