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渇いた心に水を注ぐ
第7章 誤解から妄想〜圭人
身体が泡の勢いで揺れるのが怖かったみたいで、
俺の腕にしがみつくので、
慌ててボタンを押してジャグジーを止めると、
急に静かになった感じがした。
「ジャグジーはまだ、無理っぽいね?
ごめんごめん」
「身体が持って行かれそうな感じで、
ちょっと怖いです」
「シャンプーはどうしようかな?
顔にシャワーのお湯、当たらないようにしたいからな。
お湯を少し抜いて水深を浅くして、
バスタブの中で俺に寄り掛かって貰って洗って流そうか?
最後に外に出て身体をシャワーで流した後、
俺、バスタブの方も流して洗っておくから」
俺に寄り掛かって上向きで斜めに寝るようにしてシャンプーして、
流してあげる。
うん。
これなら身体も冷えないし、
怖くないみたいだ。
恥ずかしそうだから、
タオルを胸に掛けてあげて真剣にシャンプーしてたら、
ムスコも落ち着いてきた。
シャンプーの泡を洗い流してからバスタブの外に2人で出て、
トリートメントをしてもう一度顔に掛からないように流してから身体にもお湯を掛けて、
「はい!完了!」と言って、
外に出て貰った。
その後、バスタブのお湯を抜きながら俺もシャンプーして、
最後に浴槽の中をザッと洗い流した。
明日、大きめの浴槽を洗うスポンジ、
買ってこようと思いながら外に出た。
キッチンでハンバーグを焼き始めている真由子ちゃんを見ると、
髪の毛を乾かしてなかった。
「ドライヤー掛けないと!」と言うと、
「めんどくさくて…」と言うので、
「じゃあ、次からは乾かすところまでやってあげないとね?」と笑った。
ハンバーグの夕食はもう、
完璧な美味しさだった。
俺のリクエストで、
凝ったソースじゃなくて、
ケチャップと黒胡椒を掛けたヤツにして貰った。
付け合わせのジャガイモも美味しいし、
白飯がガシガシ進んだ。
コーヒーじゃなくて、
焙じ茶を飲んで歯磨きをして、
「早めに寝ましょうか?」と言われた時、
心臓がドキンと音を立てた気がした。
真由子ちゃんが手を引いてくれて、
寝室に足を踏み入れる。
本当にベッドと小さいサイドチェストくらいしかない部屋で、
チェストの上にはピンクの薔薇が一輪だけ、
短めにカットされて飾られていた。
アロマの香りがする優しく落ち着く部屋だった。
俺の腕にしがみつくので、
慌ててボタンを押してジャグジーを止めると、
急に静かになった感じがした。
「ジャグジーはまだ、無理っぽいね?
ごめんごめん」
「身体が持って行かれそうな感じで、
ちょっと怖いです」
「シャンプーはどうしようかな?
顔にシャワーのお湯、当たらないようにしたいからな。
お湯を少し抜いて水深を浅くして、
バスタブの中で俺に寄り掛かって貰って洗って流そうか?
最後に外に出て身体をシャワーで流した後、
俺、バスタブの方も流して洗っておくから」
俺に寄り掛かって上向きで斜めに寝るようにしてシャンプーして、
流してあげる。
うん。
これなら身体も冷えないし、
怖くないみたいだ。
恥ずかしそうだから、
タオルを胸に掛けてあげて真剣にシャンプーしてたら、
ムスコも落ち着いてきた。
シャンプーの泡を洗い流してからバスタブの外に2人で出て、
トリートメントをしてもう一度顔に掛からないように流してから身体にもお湯を掛けて、
「はい!完了!」と言って、
外に出て貰った。
その後、バスタブのお湯を抜きながら俺もシャンプーして、
最後に浴槽の中をザッと洗い流した。
明日、大きめの浴槽を洗うスポンジ、
買ってこようと思いながら外に出た。
キッチンでハンバーグを焼き始めている真由子ちゃんを見ると、
髪の毛を乾かしてなかった。
「ドライヤー掛けないと!」と言うと、
「めんどくさくて…」と言うので、
「じゃあ、次からは乾かすところまでやってあげないとね?」と笑った。
ハンバーグの夕食はもう、
完璧な美味しさだった。
俺のリクエストで、
凝ったソースじゃなくて、
ケチャップと黒胡椒を掛けたヤツにして貰った。
付け合わせのジャガイモも美味しいし、
白飯がガシガシ進んだ。
コーヒーじゃなくて、
焙じ茶を飲んで歯磨きをして、
「早めに寝ましょうか?」と言われた時、
心臓がドキンと音を立てた気がした。
真由子ちゃんが手を引いてくれて、
寝室に足を踏み入れる。
本当にベッドと小さいサイドチェストくらいしかない部屋で、
チェストの上にはピンクの薔薇が一輪だけ、
短めにカットされて飾られていた。
アロマの香りがする優しく落ち着く部屋だった。