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渇いた心に水を注ぐ
第8章 歪んだ愛情〜英一
真由子さんの笑顔より、
怯えた顔や泣いてる顔で欲情するようになっていった。

「やめて…」

と言う声が、
「もっとして」に変換される。


「もうダメ」

と言う声が、
「愛してる」に聴こえる。


僕はイカレていたんだろう。



だから、紐を用意して縛ったり、
目隠しや猿轡をして、
犯すように真由子さんと交わった。


泣きながら怯える真由子さんは、
身体を震わせて逃れようとするけど、
その度に僕は小さい身体を虫ピンで留めるように押さえつけては腰を振った。

ナカまで震わせている真由子さんは、
本当に愛おしかった。


首を絞めながらすると、
フッと気絶をする直前に、
真由子さんが全ての力を抜いて僕に身体を差し出すような瞬間があった。

殉教者のような
全てを赦して委ねるような

その瞬間に、
一番真由子さんの愛情を感じた。


多分、一歩間違えると本当に殺してしまいそうで、
そうなると永遠に真由子さんを失ってしまうことになる。




そう考えて、
僕は実証実験をしようと考えた。

それで、SMを専門にしている女と会うようになった。
首を絞めるプレイを出来る女で、
なるべく、小柄で、
でも、胸が大きいコを選んだ。


勿論、真由子さんとは比べ物にならないほど、
下品で、
簡単にヨガって声を上げるような女。


プレイすることで、
どのくらいまで首を絞めても大丈夫かとか、
痛すぎないのはどの程度までなのかとかを、
実験するようなことをしては、
真由子さんを抱いた。


それでも、真由子さんから、
好きだとか、
愛してるとか、
もっとしてという言葉が出ることはなかった。


僕も面と向かって愛してると言えないままだった。



僕は結局、
愛されていないんだろうか?


そんなことを考え始めてしまっていた。
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