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第2章 レイプ

「ああっ、ああ・・ああっ、ああん・・」

思わず甲高い声を上げてしまった私は慌てて自分で自分の口を塞いだのだった。

さっきから常務は私のあそこに顔を埋めて、クリトリスと腟口を舌で舐め回していたのだ。

私の内奥から次から次へと溢れ出しているのがわかった。

でも、自分ではどうしようもなかった。

私は生まれて初めて経験する快感の嵐に我を忘れて泣きじゃくる事しか出来なかった。



散々、私のあそこを舐め尽くした常務がやっとの事で顔を上げ、いよいよ私と繋がろうとしていた。

もはや私には拒む意思も気力もなかった。

「奥さん、挿れますよ！」

常務がそう言った次の瞬間、あの巨大な男性自身が私を貫いて来たのだった。

「ああああああっ・・！！！！」

私は顔を仰け反らせながら、悲鳴に似た声を放ってしまった。

慌ててそんな私の口を塞ぐ常務。

「２階に居る息子さんに聞こえちゃいますよ！」

常務は私の耳に囁いた。

私は思わず、お詫びと了解の意味で、うん、うんと頷いたのだった。

それにしても・・

あの巨大な男性自身をあっさり受け入れてしまった自分に驚いていた。

夫のよりはるかに巨大な筈なのに私はあっさり受け入れてしまった・・。

しかも、貫かれただけで早くもイキそうになっている。

これは現実の出来事なのだろうか？

「またイクのかい・・？」

ゆっくり律動を始めながら、常務が聞いてきた。

私は思わず、頷いていた。

もう見栄も外聞もなかった。

（私の体・・いったいどうしたの・・？絶対におかしいわ！）

時折、そんな考えが頭を過ぎったが、それもすぐに絶頂感の嵐に翻弄されてしまうのだった。

「奥さん、こんな体位はどうかな？」

正常位で私を貫いていた常務が私を抱き締めたまま、上体を起こしたのだ。

するて私は彼の膝の上に跨った姿勢になり、真下から突き上げられるのだった。

「ああ・・」

私は無我夢中で彼にしがみついていた。

「この体位もいいだろう？」

常務が私にキスをしながら聞いてきた。

ふと気が付くと、自分でも知らない内に私は自分で腰を振っていたのだった。