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母親を調教した俺
第2章 情事
三浦さんはハンバーグとサラダ、そしてポタージュのスープを作ってくれた。

どれも美味かった。

手作りの料理を自宅で味わえるなんて夢のようだった。

「美味い!最高ですよ!こんな美味い料理初めてです!」

本音だった。

三浦さんは料理も上手だった。

「本当に・・?そう言ってもらえると嬉しいわ」

三浦さんも嬉しそうだった。

「ところで息子さんに夕食は・・?」

「今日は塾がある日だから、軽い夕食を作って置いてきたの。あと、塾から帰ってきたら夜食もね」

「へー、大変ですね。やっぱり食べ盛りだからなぁ」

「そうなの・・!」

「今日は・・ゆっくりしていけるんですか?」

俺はドキドキしながら肝腎な事を聞いてみた。

「息子はどうせ帰って来るのが9時半頃だから・・その前に帰れれば大丈夫かな?」

三浦さんは時計を見ながら他人事のように答えるのだった。

(今が8時ちょっと前だから・・げっ!あと1時間半?)

俺は一人で焦っていた。

三浦さんは使った食器を洗おうとキッチンに運んでいる。

「あ、三浦さん、そんなのは俺がやりますから・・」

俺は三浦さんの腕を掴んでベッドの傍らまで連れて行った。

「何・・?私はそんなつもりで来たんじゃないわよ・・!」

三浦さんが俺に抗議するのだった。

「え?いや、でも・・俺・・俺は・・」

俺は三浦さんの腕を掴んだまま、必死に訴えた。

「この前は・・斎藤君に迷惑をかけちゃったし、私も酔っ払っていたから・・。でも、私がいつもあんなだなんて思わないで・・」

三浦さんが俺の腕を振り払いながら、冷たい口調で言うのだった。

そこまで言われると、俺も返す言葉がなかった。

(何だよ・・!この前の事は忘れてくれ・・ってか?俺はいいように遊ばれたのか・・?)

再びキッチンで洗い物を始めた三浦さんの後ろ姿を俺は呆然と眺めていたのだった。


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