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母親を調教した俺
第3章 調教
平日という事もあって、遊園地は比較的空いていた。

さすがに平日なら、知り合いに出くわす事もないだろう・・

そう思うと、いつもより開放的な気分になった。

俺はジェットコースターや観覧車、回転木馬やスカイサイクルなどありとあらゆる乗り物に乗った。

勿論、三浦さんも一緒に・・

こんなにいくつもの乗り物に乗ったのは初めてだった。

三浦さんも同じ事を言っていた。

一緒に乗って、キャーキャーと黄色い悲鳴も上げた。

同年代の女の子とも何度か来ていたが、今日は最高に楽しかった。

野外でたこ焼きやクレープを食べ、生ジュースを飲んだ。

散々、乗り物に乗って、散々、美味しいものを食べた。


さあ、今日のデートの締め括りは・・ホテルだった。







俺と三浦さんは遊園地からさほど遠くない所にあるホテルに向かって歩いていた。

「楽しかったわね♪」

三浦さんが少女のように目をキラキラと輝かせていた。

「ホント、楽しかったです!今まで何度も来たけど、今日が最高に楽しかったですよ!」

「こんなおばさんとじゃ、面白くなかったんじゃない?」

三浦さんが隣を歩く俺を見上げて首を傾げた。

「何言ってるんですか?俺の気持ち、わかってるくせに・・」

俺はわざと素っ気なく答えた。

「これから・・どうするの?」

三浦さんは好奇心旺盛な少女のように目を輝かせて聞いてきた。

「今までお預けだった最高のメインディッシュを食べに行きます!」

俺はそう言って、物を食べる仕草を見せた。

「メインディッシュ・・?何かしら・~?私もいただけるのかしら?」

俺の企みを知ってか、知らずか・・三浦さんはおかしそうに笑うのだった。


遊園地から15分程歩いた所にそのホテルはあった。

勿論、場所、料金、部屋の様子、サービス内容は全て調べ済だった。

「え・・?ここに入るの・・?」

昼間からネオンが輝く賑やかなホテルの前で立ち止まった三浦さんが、恥ずかしげに俺を見た。

「ここなら知り合いに見られる心配もないし、遊園地からも近いし・・いいでしょ?」

俺は少し躊躇い気味の三浦さんの背中を押して、入口のドアを潜ったのだった。

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