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母親を調教した俺
第4章 驚愕
俺が驚愕の事実を知ったのは、それから1か月後だった。

久しぶりに福島の実家に帰ったのだ。

両親からもたまには顔を見せるようにと散々言われていたからちょうど良かったのだ。

親父がまだ仕事から帰ってこない内に俺は母さんに聞いてみた。

「ねえ、母さんて・・俺を産んだ実の母親?」

いきなり俺がそう聞くと、母さんはびっくりしたように俺の顔を見た。

「どうして・・わかったの?あなたが成人したら話そうと思ってたんだけど・・。お父さんにきつく言われてたから・・」

母さんはあっさりと白状した。

「え・・?すると俺を産んだ母親は別にいるの?ちなみに今どこにいるか知ってる?」

「確か、東京にいるとか・・?」

「東京・・?住所まではわからないよね?」

「住所まではね・・、あ、そうそう、名前が確か優里さんとか・・言ってたような・・」

「優里さん・・?」

心臓がバクバク鳴り出した。

「その・・優里さんの結婚前の姓は・・?」

「それは知らないわ。後はお父さんに聞いてみて!今なら全部教えてくれると思うわ」

母さんは善人だった。

優しくて、美人で・・親父には勿体ない位の女性だった。

でも、その時の俺の頭には三浦さんの事しかなかった。



その夜、夕食が終わり、親父と酒を酌み交わしながら俺は聞いてみた。

「昼間、母さんから聞いたんだけど・・俺を産んだ母親が別にいるって・・」

「おお、聞いたか?そうだ、おまえを産んだ母親は別にいる。おまえが成人したら話そうと思っていた」

親父は悪怯れもせず白状した。

「その女性の名前は・・?」

「気になるか・・?もう別れて20年近く経つからな。名前も忘れかけていたが・・三浦優里と言うんだ」

親父が名前を口にした瞬間、俺は卒倒しそうになった。

(やっぱり・・?三浦さんが・・俺を産んだ本当の母親・・?)

一気に酒の酔いが回り、俺はゆっくりと気を失っていった。

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