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整体セラピー華
第2章 掠める指先、整体セラピーと性感セラピーの狭間。
その一瞬『では仰向けに向き直して貰えますか?』と言う彼女に呼び覚まされ、真新しい温熱シートを僕の臍下三寸辺りにあてがうと、全身の精気が集まる丹田という箇所らしく、リンパ節から血流が下半身全体に促がされ、下肢の疲労回復に効果的だと言う。
そして『コロナ疲れですね、うたた寝をされても構わないんですよ?時間になったら起こして差し上げますから…』と優しい眼差しを僕に手向け、膝立ちにさせられた両足の脛を軽く揉み解すと、そのままM字開脚の体勢をとらされていました。
すると一旦はベッドから降りていた彼女が再びベッドへとあがり、尾骶骨筋帯から膝裏までの内腿を両手の指先で押し掴むような施術を始め、それは鼠径部にまで及んでいたのです。
M字開脚の体勢で尾骶骨筋帯をマッサージとなれば、男性器の陰嚢周辺にも繋がる箇所で、それが鼠径部のリンパ節にまで及ぶとなれば、男性器の陰茎にすら接し易い箇所。
そんな施術が繰り返される中。案の定、勢い余った彼女の両手の指先が陰嚢や陰茎の根元を挟むように掠め始め、サウナスーツの組下パンツの下、僕は恥ずかしいことに欲情を覚え、弓形の造形を模らせた自分自身を、浮き彫りにさせていたのです…。
あからさまに勃起させてしまった羞恥心のあまり、僕は寝息を立て、うたた寝を演じながらその場をやり過ごそうとしていたのですが、その両手の手技によるマッサージが執拗なまでに繰り返されると、ひょっとしたら敢えて触れようとしているのだろうか?とも思えるほどでした。
そんな恥ずかしい状況下。寝息を立てながら、うたた寝を演じる僕を他所に、僅か40秒ほどでしたが、施術を繰り返していた彼女の手技が俄かに停止したのです。
両目を閉じ、何も気付かぬ素振りでうたた寝を演じるさなか『はぁあぁ‥っ!凄いっ』と、微かに発した彼女の声…。僕は決して聞き逃してはいませんでした。
サウナスーツの組下のパンツは誰にでも合うようなオーバーサイズの物だったのですが、ボクサーパンツの下着を着けていたものの、もはや痛々しいほどに勃起させた造形は隠しきれず、その組下のパンツ越し、彼女が見据える視線の矛先にも、鮮明に浮き彫りになっていたのは確かな筈でした。
そして『コロナ疲れですね、うたた寝をされても構わないんですよ?時間になったら起こして差し上げますから…』と優しい眼差しを僕に手向け、膝立ちにさせられた両足の脛を軽く揉み解すと、そのままM字開脚の体勢をとらされていました。
すると一旦はベッドから降りていた彼女が再びベッドへとあがり、尾骶骨筋帯から膝裏までの内腿を両手の指先で押し掴むような施術を始め、それは鼠径部にまで及んでいたのです。
M字開脚の体勢で尾骶骨筋帯をマッサージとなれば、男性器の陰嚢周辺にも繋がる箇所で、それが鼠径部のリンパ節にまで及ぶとなれば、男性器の陰茎にすら接し易い箇所。
そんな施術が繰り返される中。案の定、勢い余った彼女の両手の指先が陰嚢や陰茎の根元を挟むように掠め始め、サウナスーツの組下パンツの下、僕は恥ずかしいことに欲情を覚え、弓形の造形を模らせた自分自身を、浮き彫りにさせていたのです…。
あからさまに勃起させてしまった羞恥心のあまり、僕は寝息を立て、うたた寝を演じながらその場をやり過ごそうとしていたのですが、その両手の手技によるマッサージが執拗なまでに繰り返されると、ひょっとしたら敢えて触れようとしているのだろうか?とも思えるほどでした。
そんな恥ずかしい状況下。寝息を立てながら、うたた寝を演じる僕を他所に、僅か40秒ほどでしたが、施術を繰り返していた彼女の手技が俄かに停止したのです。
両目を閉じ、何も気付かぬ素振りでうたた寝を演じるさなか『はぁあぁ‥っ!凄いっ』と、微かに発した彼女の声…。僕は決して聞き逃してはいませんでした。
サウナスーツの組下のパンツは誰にでも合うようなオーバーサイズの物だったのですが、ボクサーパンツの下着を着けていたものの、もはや痛々しいほどに勃起させた造形は隠しきれず、その組下のパンツ越し、彼女が見据える視線の矛先にも、鮮明に浮き彫りになっていたのは確かな筈でした。