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整体セラピー華
第2章 掠める指先、整体セラピーと性感セラピーの狭間。
と、僕がそう思う間もなくの事でした。

そのサウナスーツの組下のパンツ越し、彼女は弓形の造形を模らせる僕の陰茎にそっと右手を這わせ、寝息を立てる僕の様子を伺うかのように、その震える指先を擦(なぞ)るように辿らせると、その硬さや大きさを確かめるかのように、やんわりと数回に渡って繰り返したのです。

そんな彼女の様子を薄目がちに覗き見ようとも思いつつ、僕には行動に移す勇気も持てず、ただ臍下三寸にあてがわれたままの温熱シートが妙に熱く、寝返りを打つ素振りで剝がしてみせたその時でした。

『向井さん、本当にお疲れなんですね、凄く良く寝入ってて…』と、慌てた素振りも見せず、落ち着いた表情を浮かべながら僕の下腹部を押し撫でていた彼女。

そして『あと30分ほどありますけど、残りは両腕と頭部マッサ―ジで終わりです、でも向井さんのご要望の部位が有れば応じますよ?』と言葉を繋げたのです。

僕は迷いながらも『頭部は良いので両腕を…』と伝えると、彼女は仰向けに横たえた僕の胸元付近で正座になり、強弱の加減を伺いながら丁寧な施術を始めていました。

間近に見る彼女の姿態は華奢な躰に似つかわしい豊かな胸の膨らみを伴わせ、白衣の上着越しにピンク色のブラの陰影を透過させれば、常軌を取り戻しかけていた僕自身の象徴が、再び頭を擡げ始めていました。

そうして時間内での施術を終えると、本来別料金メニューである脊椎の歪み矯正ストレッチをサービスで施術すると言い、せっかくの行為を無下に断る理由も無く、僕は彼女の指示に従い仰向けに伏した上半身を起こし、後頭部を挟み込むように組んだ両腕に力を籠めていると、彼女はその豊かな胸の膨らみを躊躇なく僕の背中に押し充て、前方向に突き出た僕の両肘を自身の両手で支持し、掛け声に合わせ、数回に分けて仰け反らせると、脊椎の椎間板が小気味良い音色と共に矯正され、脊椎の歪みが取れた感蝕は確かなものでした。

おまけに首回りから肩口にかけての手揉みまで受けていると、垣間見る壁掛けの時計は既に17:00分を周り、30分近いオーバータイムを告げていたのです。
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