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寝取られ妻
第3章 不覚
ブラウスを脱がされた久美子は両腕を交差させて胸を隠した。

恥ずかしげに俯いて佇む久美子の姿はこの上なく美しく、また大人の女の色気が漂っていた。

矢野がスカートのホックを外し、ジッパーを引き下げていく。

スカートが衣擦れの音をさせて足元に落下した。

そこに年頃の男性なら10人中10人が2度見するであろういかにも悩ましい久美子の下着姿があったのだった。
 
久美子は身長が165cmあったが、矢野が180cmある為に小さく見えた。

久美子のスリーサイズは上から83、60、86だった。

胸が小振りなのが久美子の数少ないコンプレックスなのだった。

「綺麗だ・・。スタイルも抜群だよ!モロ俺の好み!」

矢野が嬉しそうな声を上げた。

そして矢野も自分の服を脱ぎ始めた。

あっという間にブリーフ1枚になった矢野が久美子の背中を押してベッドに誘うのだ。

久美子は素直に矢野に従った。

そして、ベッドに膝を付いて上がると自分から仰向けに横になったのだ。

矢野が添い寝するように隣に来て、またしても久美子にキスをした。

今度はキスをしながら、久美子の胸に手を伸ばしてきたのだった。

ブラの上から胸を揉んできた。

「うっ・・」

矢野と唇を重ねながら久美子は一瞬苦しげな顔をした。

「これも邪魔だね・・」

久美子の背中に手を回した矢野がブラのホックを外す。
  
一気に弛んだブラを矢野があっさり抜き取ってしまう。

「あっ・・」

久美子が慌てて両手で胸を隠そうとしたが、矢野の方が早かった。

矢野は久美子の美乳に武者振り付いたのだった。

「あっ、ダメ・・ああ・・嫌・・」

久美子の口から洩れる声は矢野にも聞き取れない位に小さかった。

矢野は久美子の乳首を口に含み、吸った。

もう片方は摘んでコリコリと揉んでいた。

「ああ・・ああ・・んはあ・・あん・・」

久美子が祐介にしか聞かせた事のない甘えたような声を上げた。

矢野は久美子の乳首を責めながら、下半身にも手を伸ばした。

「あっ、あっ、ああ・・ああっ・・」

パンストの上から股間をなぞられて、久美子は体を仰け反らせた。

その部分から電流のような、悪寒にも似た快感が突き上げてきたのだ。

その瞬間、矢野は久美子をモノにする確信を持ったのだった。
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