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第4章 再び

「ああっ、ダメ・・あっ、ああっ・・あっ！」

久美子は股間にマッサージャーを押し付けられてイッたのだった。

雷にでも撃たれたかのようにガクン、ガクンと全身を痙攣させた久美子は、最後に獣の呻き声のような低い声を放ちながらガックリと脱力していくのだった。

「久美子、イッたんだな・・？イク時は『イク』って知らせるのが礼儀だぜ！」

矢野は片頬を歪めて、ガックリと力尽きた久美子を目を細めて眺めるのだった。




久美子は全裸に剥かれ、矢野の絶妙な愛撫を全身で受け止めていた。

脱がされた服や下着が布団の回りに散乱していた。

「ああ・・はあ・・あん・・あっ、あっ・・はあん」

久美子の白い裸身と矢野の褐色の肌が重なり合っては離れ、離れては重なり合っていた。

男なら久美子のスレンダーで悩ましいラインの肢体を目にしただけで股間を膨らませるに違いなかった。

そんな久美子の裸身を矢野が好き放題に弄り、舐め尽くしていた。

「ああっ・・ああっ・・あっ・・あっ・・」

久美子は乳房を揉まれ、乳首を吸われ、クリトリスを嬲られている内にまた切羽詰まった状況に追い詰められていくのだった。

「ああっ・・や、矢野君・・わ、私、また・・」

久美子はそう叫ぶように声を張り上げると、思わず矢野に抱き着くのだった。

「久美子、イク時はちゃんと『イク』って教えるんだぞ」

矢野が久美子を追い込みながら念を押していた。

「あっ、あっ、ああっ・・ダメぇ・・イッちゃう！」

祐介にも吐いた事のない屈辱の台詞を口走りながら、久美子は体を弓反りにさせたのだった。

そして・・

「ああっ・・イ・・ク・・」

と弱々しく口にした久美子はガクン、ガクンと全身を痙攣させるのだった。