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寝取られ妻
第1章 愛妻
その夜。

風呂上がりに軽くビールを飲んだ祐介は久美子を求めたのだった。

大体、週に1度のペースだった。

それも休みの前日の金曜日か土曜日が祐介のルーティンだった。

部屋の灯りを消して、ナイトテーブルの灯りだけにしてから始まるのがこれまたルーティンだった。

祐介は久美子のバジャマを脱がせ、現れた美乳を揉みながら、もう片方の乳首をくわえた。  

「あん・・ああ・・あっ、あっ・・」

久美子が悩ましい声を上げ始める。

2人の住まいは駅から歩いて20分程の所にある賃貸のマンションだった。
 
子どもが生まれてからの事を考えて3LDKの間取りだった。

「久美子、今日は後ろから・・」

「えー?嫌よ、だって恥ずかしいもん♪」

久美子がやんわりと拒んだ。

久美子は正常位以外の体位は好きじゃないらしく、祐介は大体正常位でしていた。

ただ、久美子ももう30目前だったから、いつ子どもが出来ても構わないからとゴムは着けていなかった。

祐介は風俗には行った事があるが、素人の女性は久美子が初めてだった。

対する久美子も祐介が初めての男性だったのだ。

祐介は久美子が処女だった事にたいそう感激したのだった。

だから結婚当初は1日置きのペースで祐介は久美子を抱いていた。

だが、いつもものの数分で終わるのが常だった。

それでも、久美子は文句一つ言わなかった。

と言うより、比べる対象がいなかったのだ。

だから、祐介がものの数分で終わろうが、誰もがそんなものなのだろうと理解していたのだった。

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