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寝取られ妻
第6章 完落ち
生理が来なかった。

(私・・妊娠・・したの・・?)

久美子は顔を青ざめさせた。

(結局、このまま矢野と一緒になり、子どもを産む事になるのだろうか・・?)

仮にそうなるにしても、祐介とは会って詫びたかった。

そして情けない自分を許してほしかった。


薬局へ行き、妊娠検査キットを買ってきた。

オシッコでわかるらしかった。
 

そして、案の定・・

久美子は妊娠していた。

排卵日に矢野に抱かれに行った自分の浅はかさと馬鹿さ加減に絶望した。

とにかく矢野には自分が妊娠した事を伝えようと思った。  

ラインを送っても返事がなかったから、直に矢野のアパートに行ってみた。

すると・・

『ああん・・あっ、あ・・ああ・・ああ・・』  

階段の下でも聞えてきた。

明らかに矢野が女を抱いているのだった。

ショックだった。  

矢野は遊びのつもりだったのだ。

絶望して帰ろうかと思ったのだが、このまま引き下がるにはあまりにも悔し過ぎた。

久美子は意を決して階段を登っていった。

「コン、コン、コン・・!」

ドアをノックした。

「はーい」

中から不機嫌そうな声が返って来た。

行為の邪魔をされて頭にきたのだろう。

なかなか出て来ないから、久美子は更にドアをノックしたのだった。

しばらくして、矢野が顔を出した。

久美子だとわかると、矢野はニヤリと笑い、「抱かれに来たのか・・?」と蔑んだように言うのだった。

「今度はどこの女の人・・?」

久美子は矢野を押し退けて部屋の中に足を踏み入れた。

すると奥の部屋から布団をかぶった若い女性が何事かとこちらを見ている。

「今度はあの子なの・・?私とは遊びだったの・・?」

久美子は矢野を睨み付けながら問い詰めた。

「俺は他人のものを奪うのが楽しくて仕方がないんだ。だから、今回は祐介からおまえを奪ってやったんだよ!そしておまえは完落ちした・・!だから、俺の目的は達成されたんだよ!だから、もうおしまい!」

そう勝手な事を言って、矢野が女の方へ戻ろうとする。

そんな矢野に久美子が必殺の回し蹴りを見舞った。

「ぐあっ」

バキッと鈍い打撃音がし、矢野がもんどりうって倒れた。

久美子はまだ許していなかった。

痛みを堪えて立ち上がった矢野に後ろ回し蹴りを見舞ったのだった。

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