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パートさんの頼み事 〜アイリスの色香〜【完結】
第2章 アパートでの悪戯

ボクはふざけて、わざと


「どうせボクの裸が見たいんでしょ?」



と言ってみたら、ようやくサカタさんからも笑顔になってくれた



「そうよ!あれからアンタの裸を思い出すのよ!」



と言って、ボクの背中をバチン!と叩いた




ボクはTシャツを脱ぎながら



「ボクもサカタさんのバスタオル姿を何度も思い出してさぁ〜」



と返すと



「アンタ、オバさん好みだったの?」


と笑ってます



そこでボクはハッとします



バスタオル!




そう、先日はサカタさんの自宅のお風呂だったので浴室も広いし、

それより何より、独り暮らしのボクの部屋にはバスタオルはボクが使ってるもの1枚しか有りません



Tシャツのままだと、うちのアパートの狭い浴室ではカラダを離しててもきっとびしょ濡れになると思います



「そのままじゃ、サカタさんびしょ濡れになるし、バスタオルも1枚しかないよ?

 ボクの服を貸してもいいけど、そのまま自転車で帰れないんじゃない?」



「え? バスタオル他に持ってないの?

 そっか!今度来るときバスタオル用意しとくわ

 今日はTシャツ貸してよ、濡らして申し訳ないけどそれ着て洗ってあげるから!」



それでは、とボクはパンイチの格好で浴室から部屋に戻り、キレイなTシャツを貸しました



「こんな新しいやつでなくて良いよ!どうせ濡らしてしまうだけなんだから!」



「……そう?」



再び部屋に戻ります



今度はサカタさんもついてきました



引き出しを開いて覗き込みます



「こんなので良いのよ、ナイキのやつ」



それはいかにも普段使いしてる感じのTシャツで襟がよれてます


白いけどいいのかな?



さっき渡したのはクロイ無地のTシャツだったけど、

サカタさんが選んたものは白い生地の胸元にブランドのロゴがデカデカとプリントされているものでした



濡れたら透けてしまいそうだけど



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