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パートさんの頼み事 〜アイリスの色香〜【完結】
第5章 パートさんの明るいお手伝い

ウスイさんは白のナイキのTシャツを洗濯機に入れて、全自動のスタート!ボタンを押しました
棚の上の液体洗剤と柔軟剤を確認しています
「ジロウ君、せっかくだから今着てるものも洗うわ、脱いで脱いで!」
「え! いま??」
「そのあいだシャワー浴びといでよ?
ひとりで入れるでしょ?」
そうか、ウスイさんは「一人で浴びてこい」て言った
普通そうだよな
サカタさんはわざわざ洗ってくれたけど……
やっぱりサカタさんは少しくらいはボクに好意があったんじゃないだろうか?
ボクは浴室に入って、隠れて服を脱ぎました
少しだけ扉が開いて、ウスイさんの白い腕がにゅうっと入ってきます
ぼくは「お願いします」と着ていた服を手渡しました
すでに洗濯機はゴゥン、ゴゥンとまわっています
ボクは右腕の包帯が濡れないように頭より高い位置まで上げて、熱いお湯を浴びました
髪の毛も、カラダも、足も、だいたい洗えてます
ひと通り洗い終えて、シャワーで泡を流していると、ドアの向こうでウスイさんが声を掛けてきました
「洗えてるぅ??」
「大丈夫ですよ」
「背中も洗えてんのぉ??」
「いや、背中はいいですよ」
「ダメよ!背中が汗かくんだから!!」
ガラッと浴室のドアが開きました
背中を向けていますが、お尻は丸見えです
「ジロウ君、スポンジ貸して?」
ボクは全裸なのが恥ずかしくて、すぐにさっとスポンジを手渡しました
すぐに左手で股間を隠します
まぁ、背中からなので見えないとはおもうんたけど
ウスイさんは背中をゴシゴシ洗ってくれます
そのまま腕やら脇のほうまで……
「も、もういいですよ!さっき洗いましたから!」
「ちゃんと力いれて洗えてないでしょ!
左手だけじゃあ!」
結局、立ち上がって足までゴシゴシ洗ってもらいました
なんだか、いろんな人に申し訳ない気分……

