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パートさんの頼み事 〜アイリスの色香〜【完結】
第7章 エピローグ
映画やドラマではこんな素敵なところでキスしたり、それこそ大胆なラブシーンでも始まりそうなシチュエーションですが、
とにかくめちゃくちゃ寒くて
キスはしましたが、それ以上ここには居られませんでした
結局ぼくらはサカタさんの家に戻りました
熱いお茶をもらってひと息つきます
「行ったはいいけど、寒すぎたわね」
「ちょっとあれ以上手が出せませんでした、寒すぎて」
ふたりで笑ってました
「あんなところで何かしようと思ってたの?」
「そのつもりだったんですけど」
「あんな寒いところで始められたら、わたしひとりで逃げ帰っちゃうわ?」
「ひどいな、その気満々だったのに!」
「まぁ、わたしも車を降りるまでそのつもりだった
車でも良かったのに、
でも一度外に出たら終わりね、それどころじゃないわ」
「じゃあ、今は?」
「襲ってくるのを待ってるのよ?わからない?」
「まだ、わからないなぁ」
「じゃあ、どうすればわかってくれる?」
「そこに立って」
「ここ? 立つの? こう?」
「うん、そこで全部脱いで?
その気持ちを見せてみて?」
サカタさんはフフフと笑ってカーディガンをおろして、パジャマのボタンを外していきました
「そんないいもんじゃないわよ?」
「ううん、ずっとこの時を待っていたから」
「大げさね? ガッカリさせるだけよ?」
「そんなことないよ、ほら?」
ボクも立ち上がって膨らみを見せました
「元気ね、これを見たからって小さくならないでよ? ほら、どうぞ」
サカタさんはパジャマを脱ぎ捨て、下着も下ろして、何も身に着けない姿で立ちすくみました
「感動です、綺麗です」
「綺麗なわけないわ」
「じゃあ、そこに腰を下ろして、脚を開いて?」
「見たいの? えっちね こう?」
照れながらも笑顔なサカタさんが脚を開いていきます
毛で覆われてよく見えません
「