この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
パートさんの頼み事 〜アイリスの色香〜【完結】
第7章 エピローグ
ふー、ふー、ふー、ふー、
と呼吸を整えていますが、なかなか落ち着く気配はありません
ボクはそのあいだに服を脱いで、ピッタリ寄り添います
腕まくらをしつつ、すこし胸を触ると
「待って、ちょっと待って、休ませて!」
と言ってボクの腕のなかで息を整えています
さすがにやりすぎたかな?と思っていると
ようやく目を開けて、ボクの顔をじぃっと見てきました
「大丈夫?」
「……大丈夫じゃないわ……、わたし何回か気を失ったんじゃない?
……でも、また呼び戻されたわ
で、また気を失ったと思うの」
「そうなの? わからなかったよ」
「なんだろ? 旦那と違い過ぎるわ……」
「そう? 他の人がどうやってるか、わからないよ」
「全然ちがうわ?どうやったの?
あ、わたしお漏らしした??」
絨毯が丸く染みになってます
小さなマット状の絨毯なので良かった
「すごいね、旦那さんといつもこんななの?」
「ちがうわ、こんな事初めてよ?どうやったの?」
「説明なんて、出来ないよ? 気持ちよさそうに声を出したところを触ってあげただけだから…!」
「それだけ? そんなに探り当てれるものなの?
やだわ、今までやってた事はなんだったんだろ」
「大げさだなぁ」ボクはそう言って胸を触り始めた
ビクビクビク!と動く
「ダメ、触られただけでダメ!」
そう言われたら、そこを触りますよ?
そして唇も吸い込み、呼吸させなくしてやる
鼻でかろうじて呼吸出来ていたけど、途中たまらずハーーー!!と深呼吸してきた
「アタマがクラクラする、キスされたら頭が飛びそうになったわ」
「呼吸はしてね?」ぼくは笑った