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居酒屋 かとう ※大幅に編集しました。
第1章 『文香』

文香は状況を掴みきれないまま、子宮から全身に拡がるような、痺れるほどの快楽を感じていた。
思考は追い付かないのに、身体はマスターを求めていた。
さっきまで舌を掴んでいた指がブラジャーの中に入れられる。
触ってもいないのに勃起している乳首に恥ずかしさを感じたが、乳首への刺激があまりにも強いので、すぐに恥ずかしさは無くなった。
元々、乳首は感じやすい体質だ。
昔遊ばれていた男にニップルピアスをされたが、体に合わず皮膚が荒れてしまい、外した事があった。
今でも乳首には、その時のシコリが残っている。
通りすがりの男達に散々弄られてきた乳首だが、なぜか今日はいつにも増して感度が良い。
ディープキスをされながら乳首を弄られてるだけなのに、文香の意識はゆっくりと、深い渦へと沈んでいくようだった。
文香は、勝手に腰が動いてしまっていることに気がついた。
「もっと…して……。」
「…気持ちよく…なりたい。」
そんな事ばかりを考えている。
汁を垂らし、熱いなにかを求めている自分を卑猥だと思った。
「私…変態だ……」
そう思うだけで逝きそうになってしまう。
いつしかBGMは消え、柱時計の音がやけに煩く感じる。
いつも賑やかな店内には、文香の荒い吐息と舌を絡める音が生々しく響いていた。
飲みかけのグラスは無数の結露で覆われ、まるで文香の現状を真似するかのように、カウンターを水溜まりで濡らしていた。
さっきまで文香が飲んでいたグラスから、マスターがおもむろに小さくなった氷を1粒とる。
強引にブラジャーを捲り上げられると、醜態を映し出すような、少し長めの乳首と、肌色にも近い薄茶色の乳輪があらわになった。
乳首は勃起しているにもかかわらず、いびつに潰れている。
普段の文香からは想像出来ない事実だった。
酒を飲む度に様々な男の性玩具となり、それを喜び生きてきたのだろう。『依存性』なのだ。
男に依存してしまうのか、快楽に依存してしまうのかは分からないが、普段とは別人格の文香が確かに存在していて、酒というスイッチによって現れる。
そして今の文香は、普段隠されている方だろう。
それを「正直な自分」だと言うのであれば、文香の中で立場が入れ替わろうとしているのかもしれない。
思考は追い付かないのに、身体はマスターを求めていた。
さっきまで舌を掴んでいた指がブラジャーの中に入れられる。
触ってもいないのに勃起している乳首に恥ずかしさを感じたが、乳首への刺激があまりにも強いので、すぐに恥ずかしさは無くなった。
元々、乳首は感じやすい体質だ。
昔遊ばれていた男にニップルピアスをされたが、体に合わず皮膚が荒れてしまい、外した事があった。
今でも乳首には、その時のシコリが残っている。
通りすがりの男達に散々弄られてきた乳首だが、なぜか今日はいつにも増して感度が良い。
ディープキスをされながら乳首を弄られてるだけなのに、文香の意識はゆっくりと、深い渦へと沈んでいくようだった。
文香は、勝手に腰が動いてしまっていることに気がついた。
「もっと…して……。」
「…気持ちよく…なりたい。」
そんな事ばかりを考えている。
汁を垂らし、熱いなにかを求めている自分を卑猥だと思った。
「私…変態だ……」
そう思うだけで逝きそうになってしまう。
いつしかBGMは消え、柱時計の音がやけに煩く感じる。
いつも賑やかな店内には、文香の荒い吐息と舌を絡める音が生々しく響いていた。
飲みかけのグラスは無数の結露で覆われ、まるで文香の現状を真似するかのように、カウンターを水溜まりで濡らしていた。
さっきまで文香が飲んでいたグラスから、マスターがおもむろに小さくなった氷を1粒とる。
強引にブラジャーを捲り上げられると、醜態を映し出すような、少し長めの乳首と、肌色にも近い薄茶色の乳輪があらわになった。
乳首は勃起しているにもかかわらず、いびつに潰れている。
普段の文香からは想像出来ない事実だった。
酒を飲む度に様々な男の性玩具となり、それを喜び生きてきたのだろう。『依存性』なのだ。
男に依存してしまうのか、快楽に依存してしまうのかは分からないが、普段とは別人格の文香が確かに存在していて、酒というスイッチによって現れる。
そして今の文香は、普段隠されている方だろう。
それを「正直な自分」だと言うのであれば、文香の中で立場が入れ替わろうとしているのかもしれない。

