この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
駆け込んだのはラブホテル
第13章 はじめての



「慣れるまで動かないから」

「ありがとうございます」



 体には激しい異物感を感じながら、この人でよかった、と、桜木は手を伸ばして、守屋のもう片方の手を握った。



「そろそろ、大丈夫です」

「そう? じゃあ、もう少し」



 守屋は徐々に中指を沈めていく。
熱くぬるぬるした感触が、守屋の指に絡みついた。
中の温度の高さに、守屋は期待が高まるのを抑えつけながら、ゆっくりと、はじめて使われるだいじな場所を解していった。



「んっ……」

「痛い?」



 守屋はすぐに指を止める。



「いや……んん……大丈夫」

「本当に? 無理しないで」

「大丈夫、です」

「じゃあ、動かすね」



 守屋は、指をゆっくり抜き差ししたり、内壁の一部を探るように撫でたりした。



「大丈夫?」

「はい、ありがとうございます」



 同じことを、指を二本、三本と増やし、そろそろいけるかな、と、守屋は一旦指を抜くと枕元のスキンを開けて自分自身に被せた。



「手馴れてますね」

「練習したからね。この一週間」

 その台詞が嬉しくて、桜木の下がきゅっと締まった。


/129ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ