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駆け込んだのはラブホテル
第14章 朝
守屋は約束通り目を閉じて、手探りで布団を捲り、桜木の閉じかけた膝を割った。
「……んん……っ」
桜木は抵抗しない。
やっぱり見たかったと思いながら、守屋はその足の間に、そっと唇で触れた。
桜木の体が大きく跳ねる。
「嫌?」
守屋が聞くと、
「嫌、じゃ、ないですけど、」
その返事に満足し、守屋は音を立てて桜木の蜜口を吸った。
「あ、やぁ、もりやさ、」
桜木の足の付け根を両腕で固定して、守屋は自分の顔をその間に押し付ける。
鼻を茂みがくすぐって、そのくすぐったさを誤魔化すように、守屋は懸命に舌を動かした。
守屋の口の周りは、もう愛液でべたべただった。
「そんな、ああっ、や、」
「桜木さん、気持ちいい?」
「だめ、です、もりやさん、」
「気持ちよくなって」
「だめ、あ、やだ、イっちゃ……」
「イって」
「―――っ」
びくびくと桜木の体がしなって、守屋はベッドに沈むようにくの字に引かれる桜木の腰を、必死で追い掛けた。
「――守屋さん……」
「……イった?」