この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
駆け込んだのはラブホテル
第12章 帰りたくないです



格好つけて我慢してきたが、守屋だって男だった。
この一週間、何度桜木の一瞬の裸を思い出して抜いたか。



「私、はじめからずっと、いいよって言ってるじゃないですか」

 桜木が、掴んだ守屋の服の裾を引く。
そのか弱い力に、守屋の体はあっけなく揺らぎ、一歩、二歩、桜木に近づく。

 桜木が、守屋の胸に体を寄せる。



「どうして、逃げるんですか」



 守屋の心臓は早鐘を打っていた。
桜木には恐らくそれが聞こえていた。
守屋は桜木をそのまま抱き締めてしまいそうになって、肩に置いた手に力を込めて耐えていた。


/129ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ