この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君と偽りのドライブに
第22章 2‐11:はじめてを君に



 あっという間だった。
私の腰が大きく跳ねてしまって、彼のぺニスが抜けそうになったけれど、だからといって快感が収まることはなかった。生理的な涙が、私の頬を伝った。



 全身を痺れが駆け巡り、頭のてっぺんから足の爪先まで、人生でいちばんの解放、と同時に、やってしまった、という感覚も襲ってきた。



 布団、汚しちゃった。

 なんか出ちゃう、と思ったのだけれど、我慢できなかった。

 二十代も後半になって、まさか……こんなふうに漏らしてしまうなんて。



「ご、ごめんなさい……」

 口では何とかそう言いつつも、実のところ疲れ果ててしまって、もうどうでもいいや、という気持ちが勝っていた。

いいや、私、哲弥が幼稚園でお漏らしして、泣きながら先生にパンツ変えてもらってるの見たことあるし。
知らない知らない。
もう何も知らない。



 しかし、まだ私の中に突き立てたままの彼は、腰の動きを一層早めた。

「ちょ、哲弥、なに……!」



 シーツに染み渡ってしまう前に取り換えたほうがいい、と冷静になりかけたところだったのに、イッたばかりの敏感なところに彼の欲望を擦り込まれて、私は後ろ向きに倒れてしまいそうになる。
それを哲弥が間一髪で支えて、そして、言った。



「潮吹き、はじめて見た」

「……潮?」



 言われてはじめて、あ、聞いたことがある、と思った。

 けれど、


/121ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ