この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
12歳年下の彼に看病される話
第5章 芸術の秋…とかしてみたり

フレンチフライと、
スパゲティが添えられていて。
左側には四角い耐熱皿のグラタンに。
デザートにプリンもついて来る。

これで…1100円なのだから、
このお店が人気で行列が出来るのも頷ける。

まずは…甘くて香ばしい香りがしている、
アーモンドトーストを手の取って。

「頂きます…」

たっぷりとアーモンドバターが
塗られた、アーモンドトーストは
一口かじると口の中に
アーモンドの香りとバターの香り。
ほんのりとした甘さが広がる。
アーモンドは荒さを残した
食感の楽しめる砕き具合で。
ローストされて香ばしさが増している。

「アーモンドトースト美味しい…っ
レジの所で売ってた…から、
帰りに…買って帰ろうかな…
アーモンドバター」

『ここは、姫島で
アーモンドトーストと言えば?って
言えば、すぐ名前が
挙げられるほどの有名店ですもんね。
この姫島だけじゃなくて、後2ヶ所
系列の店舗が…県内にあるみたいですよ』

美味しくてボリュームが満点通り越して
花丸になりそうな、ランチを頂いて。

車で10分も掛からない程の距離の、
姫島市立美術館を目指す。

姫島市立美術館は、姫島城のすぐ隣にあって。
専用の駐車場はないので、
隣にある公園の有料の駐車場を利用する感じだ。

赤い煉瓦造りの雰囲気のある建物が、
目的地である姫島市立美術館で。

港斗君が興味ある特別展をしてるって
言ってたけど、何展なんだろうって
調べてみたら、チームラボの特別展が。
前期、後期の2部開催らしくて。
丁度…今日は10月の7日で。
前期の展示内容が、9日までの開催なので。
ギリギリで、前期に滑り込んだ感じなのだが。

「港斗君、デジタルアート興味あるの?」

『昔、ちょっとだけ…そう言うの
してみたいなって思ってた時期があって…。
時々お寺とかとも…コラボしてますよね?』

京都の東寺とかで、前に
イベントをやっていた様な気がする。

「あ、でも…そうだ、確か
関西では初めてのチームラボの
常設展示をする施設が、
京都に出来るってニュースでしてたよね」

『そうなんですよ、ご存じでしたか?
完成は来年の2024年らしいんですけど。
完成したら、行きたいです…ね…っと…』

勢いに任せて話をしていた事に
港斗が気が付いて。ハッとすると。
恥ずかしそうにしながら、
こちらに手を伸ばして来る。

/174ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ