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12歳年下の彼に看病される話
第6章 11月の出来事

『僕は、今日イナビル吸って来たので、
10日間の間は、イナビルの効果で
インフルにはなりませんから。
要するにインフルにだけ無敵状態なんですよ』

「イナビル…鼻から吸うお薬の事?」

と…言うか…、
そんな事が出来るなんて
知らなかった…な…。

インフルエンザに自分が感染してる
かもって、疑わしかったりとか。
インフルエンザになるかもとか…、
そんな時に…先にインフルのお薬を使うと
インフルにならないんだって…事…らしい。

『同居してる彼女が、インフルに
罹ったって職場で言ったら、
すぐに処方箋出してくれましたよ?』

「同居…してない…」

『でも…ホラ…丁度…水曜日に…
濃厚接触したじゃないですか?
巴さん…忘れちゃったんですか?
巴さんが熱が出たのって、
翌日の木曜日からでしたよね?』

「うん…熱が…その時は微熱だったけど…」

『インフルエンザの潜伏期間って
大体個人差ありますけど、
1~3日位らしいですし、
その潜伏してる症状が出る前の期間にも、
ウイルスの排出は…してるんですよ。だから、
僕が今日来なくても水曜日の時点で、
感染してる可能性はあるので。
職場の内部に持ち込むと…ね、
色々と、言われてうるさいんですよ』

普通の会社では…、
インフルになったとしても
そんなに口煩く言われる事はないけど。

私の会社だって、インフルでしたって
言っても、あっさりした対応だったし。

「ねぇ…港斗君って…、
…何のお仕事をしてるの?」

『僕ですか?僕は医療事務です。
ビックリするほど給料安いですよ。
あ、でも…、医療事務の仕事は
趣味みたいな感じでやってるので…』

医療事務は…病院の窓口で
受け付けをしたりとか、
医療費の計算をしたりとかする
医療関係専門の事務員さんだけど…。

薄給だけど、女性には人気のある
職種ではあるけど…。

『目が醒めたんだったら、
雑炊作ったんで、
お夕飯にしましょうか?
後、牛乳寒天冷蔵庫で固めてるんで。
後で、一緒に食べましょうね。巴さん』



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