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12歳年下の彼に看病される話
第4章 巴の引っ越し

『僕は…生田 港斗と言いまして。
巴さんとはいいお付き合いをさせて
頂いております。将来的には…、
巴さんと…同棲をさせて頂きまして。
結婚の方を…と考えているのですが…。
僕の方から、そう申し出ました所
まだ…同棲は早すぎると…言われてしまいまして』

どう言う事と言う顔をした、
うちの両親と、ニコニコ顔の港斗と。

『あ、これ…どうぞ…。
お父様の…お好みがわからず…。
日本酒と…焼酎と迷ったのですが…
無難な所で…ビールにしました』

そう言って…ケースの
アサヒスーパードライと。

母にはこちらをと言って、
駅前にある…洋菓子店の
ホールのシフォンケーキを持参していて。

『あらぁ…、私、ここの…
シフォンケーキ好きなの…ありがとう』

お父さんは…すっかり…
何時も飲んでる発泡酒じゃなくて
ビールのケース入りにご機嫌だし。
お母さんもお母さんで、
手土産のシフォンケーキは…
地元では有名な…お店のだから…。

しっかりと…その手に
手土産を…抱えてしまっているのだが。

私は…それよりも気になってるのは。

港斗君の後ろに、
さっきから恥ずかしそうに隠れている。

その…どう見ても中学生か高校生の
港斗と同じ様な顔立ちをして
幼くした感じの子は…弟さん…なのだろうか。

「あの…港斗…君、そちらは…」

『ああ、これは…僕の弟の奏多です。
ほら…奏多…、こちらが話していた巴さん』

『は…、初めまして…、生田奏多です…』

顔立ちも幼い感じだが、
彼はスポーツマンではないのか
体つきは華奢な感じで。
184センチの港斗と並んでいると、
小さい感じがするので170センチちょっと
あるか…無いかぐらいだろうか。

後ろで妹が五月蠅いが…それは無視して。

男3人で…、ブルーシートの上の荷物を
軽トラックに詰めるだけ詰むと。
他にも運んで欲しい物をここに
出して置いて欲しいと私に言って。

とてもナチュラルにスペアキーを
持って行ってしまって。
弟さんと…先にあっちに行ってしまって。

お父さんと残って居た荷物を、
カーポートの下のブルーシートの上に
手分けをして運んでいると。

お母さんが、紅茶を淹れるから。
あの手土産のシフォンケーキで
お茶にしようと言って来たので。

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