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12歳年下の彼に看病される話
第4章 巴の引っ越し

『だが…、たかだかまだ付き合って
一ヶ月しか…経ってない…相手かも知れんが。
あの…お前が、前に…付き合ってた
雄介とか言う男よりは…良いな』

その父親の言葉は…、
どこか納得した様な
自分に納得をさせる様な
そんな言い方をして言って来て。

私に言っている様で、
お父さんが自分で言っている様にも聞こえた。

「え、あの、お父さん…?」

『俺は…もう、家に帰るが…。
あの…生田とか言う名前の青年が
お前を嫁にしたいと言うんだったら。
別に俺は…反対はしない…、
巴、むしろ…お前が…生田さんの
あちらの親御さんに頭下げて貰って来い』

「あっ、ちょ…、お父さん…
いや…流石に…結婚は…年齢が…」

『巴、お前はそうかも知れないが、
あっちはそうとは思って無いかもな。
お前には勿体ない位の、
良い青年じゃないか…、じゃあな』

そう…自分の言いたい事だけ
言うと、父さんはそのまま帰ってしまって。

巴だけになる。

ぼんやりしてても仕方がないので、

港斗君の帰りを待ちながら荷解きをしているが。

正直…あんまり…順調に進んでなくて。

一応…隣と、下の階の2軒分の…

合計3部屋分の挨拶に渡す為の

相場は500円から1000円位の

消え物が良いと…言う事なので。

Amazonでフロッシュの葉っぱの形の

スポンジの付いた台所洗剤が

2本入った654円のギフトセットと

ご挨拶…と印刷された、熨斗シールを購入して。

引っ越しの挨拶が出来る用意がしてあるのだが。


港斗君が…僕も…出入りをするだろうから

ご挨拶には一緒に行かせて欲しいですと

そんな風に言って居たので…。

とりあえず…リビングに

持って来たテーブルを

ラグマットを敷いて出そうかと思ったけど。

今から…家電を搬入して貰うんだから。

設置したら邪魔になるからやめた。

「そう言えば…テレビ…貰うけど…
テレビ台…用意して無かったや…」

と…床に置かれたテレビを見てそう思った。
でも…まあ3連休で良かったな…。
こうして運んで来て並べて初めて
何が足りないかって分かるものだしな…。

荷物の整理をしながら、
ゴミを一か所に集めつつ。

買わないといけない物をリストアップする。

『すいません、今、戻りました。
巴さん、お手伝いしますよ』



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