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残り火
第5章 金曜日
そういう顔をして、
さおりは男に奉仕するんだね。
俊郎の声が、
私を催眠術にかけていく。
思考がぐにゃりと歪む。
咥えているのが、
本物なのか偽物なのか、区別がつかなくなる。
俊郎の視線が、私の背徳心を抉る。
これは、違うの。
見ないで……
おいしいか?
かろうじて残っている理性で、
私は必死で首を振る。
それなのに、それがくちから離されようとすると、
私は首を伸ばして追いかけてしまう。
俊郎にはくちのなかまでは見えないのに、
懸命に舌を絡ませている。
大好きな俊郎の目の前で、
私は知らない男に御奉仕している。
裸で、男の前にひざまずいて。
言われるがままに従う性奴隷のように。
ほら、もっと奥まで。
男のものが、ゆっくり、奥まで届いてくる。
もうこれ以上入らないというところまで。
苦しくて、うまく息ができなくて、
涎がだらだらと胸を濡らす。
喉を奥まで犯されながら、
私はどうしようもなく昂っていく。
小さく、少しずつ、
残った理性が弾け飛んでいく。
さおりは男に奉仕するんだね。
俊郎の声が、
私を催眠術にかけていく。
思考がぐにゃりと歪む。
咥えているのが、
本物なのか偽物なのか、区別がつかなくなる。
俊郎の視線が、私の背徳心を抉る。
これは、違うの。
見ないで……
おいしいか?
かろうじて残っている理性で、
私は必死で首を振る。
それなのに、それがくちから離されようとすると、
私は首を伸ばして追いかけてしまう。
俊郎にはくちのなかまでは見えないのに、
懸命に舌を絡ませている。
大好きな俊郎の目の前で、
私は知らない男に御奉仕している。
裸で、男の前にひざまずいて。
言われるがままに従う性奴隷のように。
ほら、もっと奥まで。
男のものが、ゆっくり、奥まで届いてくる。
もうこれ以上入らないというところまで。
苦しくて、うまく息ができなくて、
涎がだらだらと胸を濡らす。
喉を奥まで犯されながら、
私はどうしようもなく昂っていく。
小さく、少しずつ、
残った理性が弾け飛んでいく。