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絶対に許さないからね
第2章 平和な時間
銀ちゃんとのセックスは、まあ悪くなかった。
わたしを満足させようという誠意が伝わってきたし、
終始従順で、いい気分にもさせてくれた。
二度目に誘われたときも、
仕事でちょっとしたミスをして、
思った以上にダメージを受けているところに、
そっと寄り添われた。
三度目も四度目も、
ひとりでいるのが嫌だと思ったとき、
真っ先にわたしの脳裏で、
わたしに向かって手を振ってきた。
初対面でも相手を警戒させない、
人懐っこいあの笑顔で。
銀ちゃんはわたしを甘やかせてくれた。
銀ちゃんは大きな体で、ただそこにいて、
公園で遊ぶ娘を見守る父親のように、
揺るぎなく、頑丈で、
わたしに安心を与えてくれた。
薄く生えている胸毛も、
慣れてしまえばセクシーだと思えた。
肩甲骨のあたりの筋肉のつき方が、
アメコミのヒーローみたいだと思ったとき、
わたしは銀ちゃんに捕らえられてしまっていることに、
ようやく気がついたのだった。
わたしを満足させようという誠意が伝わってきたし、
終始従順で、いい気分にもさせてくれた。
二度目に誘われたときも、
仕事でちょっとしたミスをして、
思った以上にダメージを受けているところに、
そっと寄り添われた。
三度目も四度目も、
ひとりでいるのが嫌だと思ったとき、
真っ先にわたしの脳裏で、
わたしに向かって手を振ってきた。
初対面でも相手を警戒させない、
人懐っこいあの笑顔で。
銀ちゃんはわたしを甘やかせてくれた。
銀ちゃんは大きな体で、ただそこにいて、
公園で遊ぶ娘を見守る父親のように、
揺るぎなく、頑丈で、
わたしに安心を与えてくれた。
薄く生えている胸毛も、
慣れてしまえばセクシーだと思えた。
肩甲骨のあたりの筋肉のつき方が、
アメコミのヒーローみたいだと思ったとき、
わたしは銀ちゃんに捕らえられてしまっていることに、
ようやく気がついたのだった。