この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
絶対に許さないからね
第11章 大事なもの
「だれと話してたの?」
「んー? 正孝おじさんよ。牧原の」
言いながら、
わたしは頭に乗せていた水中ゴーグルを再び装着し、
大真面目な顔で詩子と目を合わす。
笑うと作ってくれなくなると学習している詩子は、
笑うのを我慢して変な顔になっている。
なんの用だったの?
なんかわたしに見せたいものがあるんだって。
牧原の家に行くの?
そうよ
あたしも行きたい。
行ってもしょうがないわよ。
あたしも行くっ。
見てすぐ帰ってくるだけだって。
行ーくーのっ。
そういうようなやりとりがあり、
週末、わたしは詩子を連れて実家に向かった。
朝、だいぶ涼しくなったなーと油断していると、
日中の日差しの強烈さが余計堪える。
じりじりと肌が焼けていくのがわかるくらい。
出掛けに、詩子に日焼け止めを塗ってやって正解だった。
「んー? 正孝おじさんよ。牧原の」
言いながら、
わたしは頭に乗せていた水中ゴーグルを再び装着し、
大真面目な顔で詩子と目を合わす。
笑うと作ってくれなくなると学習している詩子は、
笑うのを我慢して変な顔になっている。
なんの用だったの?
なんかわたしに見せたいものがあるんだって。
牧原の家に行くの?
そうよ
あたしも行きたい。
行ってもしょうがないわよ。
あたしも行くっ。
見てすぐ帰ってくるだけだって。
行ーくーのっ。
そういうようなやりとりがあり、
週末、わたしは詩子を連れて実家に向かった。
朝、だいぶ涼しくなったなーと油断していると、
日中の日差しの強烈さが余計堪える。
じりじりと肌が焼けていくのがわかるくらい。
出掛けに、詩子に日焼け止めを塗ってやって正解だった。