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絶対に許さないからね
第11章 大事なもの
「しのぶさん、お出掛け?」
「ああ、バレーの試合だ」
「なるほど」
しのぶさんはアクティブなひとで、
ずいぶんと前からママさんバレーに参加している。
年に二回ある大会で毎回優勝争いする強豪で、
セッターを努めているらしい。
そんな話をしているうちに、実家についた。
玄関に入るとオーロがお出迎え。
一瞬不思議そうな顔をしたあと、
明らかに思い出した様子で、
尻尾をぶんぶん振りながら伏せの姿勢になった。
「オーロ! さあおいで」
詩子が両手を拡げると、
オーロは伏せのまま詩子ににじり寄り、
嬉しょんしそうな勢いで、
お腹を見せて甘え始めた。
ひんひんと、鳴き声もおかしいじゃないか。
興奮し過ぎだぞ、オーロくん。
「ああ、バレーの試合だ」
「なるほど」
しのぶさんはアクティブなひとで、
ずいぶんと前からママさんバレーに参加している。
年に二回ある大会で毎回優勝争いする強豪で、
セッターを努めているらしい。
そんな話をしているうちに、実家についた。
玄関に入るとオーロがお出迎え。
一瞬不思議そうな顔をしたあと、
明らかに思い出した様子で、
尻尾をぶんぶん振りながら伏せの姿勢になった。
「オーロ! さあおいで」
詩子が両手を拡げると、
オーロは伏せのまま詩子ににじり寄り、
嬉しょんしそうな勢いで、
お腹を見せて甘え始めた。
ひんひんと、鳴き声もおかしいじゃないか。
興奮し過ぎだぞ、オーロくん。